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東北最大級 前方後円墳「長岡南森遺跡」 [地元のこと]

長岡南森遺跡.jpg長岡南森遺跡空中写真 切り取り.jpg先日赤湯の地区長さんと話していて話題になったことが今朝の山形新聞で大きく報じられました。ここからどんな古代のロマンを描くことができるか、おおいに期待したい。とりわけ、既成概念に囚われない若い世代の発想に。

毎日新聞には昨日報じられていたようです。

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日本基督教団宮内教会創立100周年 [こども園]

宮内教会01-00.jpg一昨日(1112日)日本基督教団宮内教会創立100周年記念ということで、午前中定例礼拝に参列して近藤国親前牧師の説教をお聞きし、午後からは原裕(ゆたか)天童教会牧師による説教の記念礼拝と日本キリスト教団東北教区センターエマオ館長の松本芳哉先生の講演、そして最後は證誠殿での 愛餐会、中味濃く一日を過ごしました。

 

宮内教会は1917年(大正6年)の高畠講義所を嚆矢とし、5年後の1922年(大正11年)当時製糸業隆盛で賑わう宮内に移ります。第二代牧師の川島専助氏が当時を記した書簡が残っています。「宮内、賑わいの記憶(4)」で書いていたので再掲しておきます。

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安倍批判から安倍評価へ [日本の独立]

昨年の6月10日に書いた中国艦艇、ロシア軍艦接続水域侵入は福島原発解決に向けた動き?の記事のコメント欄に書いたのですが、記事にしておきます。一昨日のこと、お互いよく知る方と隣り合わせて「なんで変わったん?」と聞かれて、おおむねその時答えた内容です。

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安倍批判から安倍評価へ、その基点はトランプ大統領の登場です。官邸を牛耳っていた(ヒラリー支持の)マイケル・グリーンとアーミテージを追い払うことで、ネオコン支配から脱却の可能性が現実になったのです。それと共に、安倍総理たちのネオコン勢力への面従腹背が見えてきました。「安倍総理はバカではなかった!」私にそのことを明確に教えてくれた本が『総理』(山口敬之 著)でした。2017/4/30にアマゾンに「安倍批判がどこまで的を得ているか、その反省を迫る本」として五つ星レビューしています。https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1GAHL636D6I7G/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4344426029
山口氏がレイプ犯として指弾されるのはその後まもなくです。おかげで私が書いたレビューは《80 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。》これまで書いた40のレビュー中、文句なく最悪の参考率です。今見ると「レイプ犯」視以降は読むに堪えないレビューが圧倒しています。しかしレイプされたと名乗り出た女性についてはいろんな見方があります。http://notquicka9.hatenablog.com/entry/yamaguchi-mondai
いずれ私にとって、『総理』を読んだことで「安倍批判から安倍評価」の方向転換が明確になったのでした。

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このコメントを書くことになったのは今朝の「てげてげ」を読んでです。



どこにメモろうかと思って中国艦艇、ロシア軍艦接続水域侵入は福島原発解決に向けた動き?を見つけたのでした。この頃は飯山氏も堺のおっさんも安倍批判の立場でした。

以下、今朝読んだ「てげてげ」です。


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宮内熊野大社が舞台の一大ドラマ [熊野大社]

初雪の熊野大社.jpgこれから大晦日にかけて、われらの産土(うぶすな)神社「おくまんさま」を舞台にした一大ドラマが展開されて、全国に発信されることになりそうです。「紅白歌合戦」「ゆく年くる年」がフィナーレです。もう幕は開いています。「林部智史紅白出場祈願」がプロローグでした。じっくり(ゾクゾクしながら)ドラマの展開を見守りましょう。まさにイハトビラキを観るようです。

 

←松田直二さんの絵です。毎年の年賀状に一枚一枚書き続けているとのことです。松田さんは芳武茂介さんの甥です。

 

 

 

 


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堺のおっさんによる北朝鮮講座(付・トランプ大統領 東アジア歴訪の意味) [現状把握]

「今いちばん行ってみたい国は北朝鮮」と言って怪訝な顔をされたことがある。しかしそれは本気だ。北朝鮮、金正恩国家主席を見る日本人の目は曇らされている。
「放知技」板前記事とともにメモってきたのが、堺のおっさんの北朝鮮についての議論。トランプさんの東アジア歴訪の意味についてもよくわかる。だれも戦争を望んではいない、ネオコン勢力以外は。ただし、そのことが明らかになればなるほど「暴発」の危険性は高まる。それがいまだ。その警告でもある。油断はできない。(太字 転載者)
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308:堺のおっさん : 2017/11/02 (Thu) 19:19:58 host:*.ocn.ne.jp
https://sptnkne.ws/fQQf
金正恩のアメリカ本土に届く核ミサイルの開発は
在韓米軍の撤退につながり、韓国の体制崩壊につながる…と
ベトナムで米軍が撤退することで体制が崩壊したように、
同じことを狙っているという亡命高官の証言をそのまま受け入れてよいか?
これは、ファンタジーだと思う。
ベトナムでは、米軍が叩き出されたのであって、自主撤退したわけではない。
教訓をなぞらえた、金正恩がやってくるぞという悪質な反北プロパガンダだ。
金正恩の戦略は和戦両用で、それを担保するのが核ミサイル。
まずは、休戦ラインの撤廃であって、直接南進する準備はあっても
それのみではない。
338:堺のおっさん : 2017/11/03 (Fri) 20:37:46 host:*.ocn.ne.jp
>>308 つづき
国際関係を理解するうえで、スプートニク以上に有益なソースはない。
ロシアのプロパガンダであることも考えたうえで読むことは有益だ。
https://sptnkne.ws/fRvK
ロシアの方針は、武力解決でもなく、経済制裁でもない。
大国(アメリカ・ロシア・中国、そして日本)が協力すれば
国際関係で解決できない問題はほとんどないといってよい。
しかし、それでは困る勢力=ネオコンがこの協力関係の構築を阻んでいる。
北の戦略=本音は38度線の休戦ラインから国境への正常化。
その上での南北統一。

国際的非難をあえて受けながらもなぜ、核・ミサイル開発を進めてきたのか?
国際関係で、国家同士の対等とは何かを考えれば分る。
他国から侵略をうけない実力を持った国家以外に、
他国との対等な関係の構築などあり得ない。
金正恩はそれを手に入れようとしただけであり、
これを非難する人間は何もわかっていないとしか言いようがない。
この実力を半ば手に入れた北は生存をかけてこれを放棄することはない。
その上で、大国が協力するということは…
大国と対等な関係を望むなら、国家としての責任を北も果たせ!
それができないなら、火遊びは止めろ! ということ。
地政学的に見れば、北朝鮮ほど極東で重要な地理的条件の国はない。
なんせ、中国・ロシア・韓国(日本)と国境を接し、
イムジンガンまですでに伸びた鉄道をつなぎ、経済発展に参加すれば
それだけで、北朝鮮は高度成長軌道に乗る。
安価な労働者を供給するだけの後進国から、
先進国に迎え入れるから、その責任を果たせ。
この道を開けば北朝鮮は水を得た魚のごとく国家のあり方を変える。
瞬く間に韓国に追いつき、南北の連邦国家ができるだろう。
それを保証するのは北朝鮮の地政学的特権だ。
 

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mespesadoさんによる1億人のための経済講座 [現状把握]

「放知技」板でmespesadoさんが連休中、『「アベノミクス」の真相』(浜矩子 日経新書)の書評として書きつづけた「経済の見方」がすごい。つぎつぎに目からウロコが落ちて(目の曇りが晴れて)、経済がよく見えるようになる。「よく見える」ということは「自分の感覚が信じられるようになる」ということだ。これまでもmespesadoさんの文章はあちこちにメモらせていただいてきたが、このたびの連載をあらためて「1億人のための経済講座」としてメモらせていただく。「万人のための・・・」という言葉がはじめ思いうかんだが「1億人のための」にした。まだ未完なので、続きはぜひ「放知技」板に行ってリアルタイムで追って欲しい。飯山氏のコメントmespesadoさん自身のコメントも出る。(太字 引用者)
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332:mespesado : 2017/11/03 (Fri) 16:03:55 host:*.itscom.jp
 久しぶりに書評を書きたいと思います。今回取り上げる本は、浜矩子の『「アベノミクス」の真相』です。この本は、安倍政権の経済施策である「アベノミクス」を批判する本であり、2013年の5月に初版が出たもので、アマゾンの書評でも評価が最低と最高の両極に分かれている、というものです。
 まずはこの本の支持者、すなわちアベノミクス批判者のコメント:
> 日本の経済は成熟期を迎えており、低成長時代に入っている。
> そのこと自体は悪いことではない。地球の資源には限りがあり、
> 環境問題や地球温暖化も重要な課題となってきている昨今であ
> る。むしろ、全世界的に持続可能な社会を模索する段階に入っ
> てきたと言える。もはや成長は必要なく、真に豊かな社会とは
> どのような社会なのかを経済的側面からだけではなく考えてい
> かなければばならない段階にきたと言える。
> それなのに、安倍政権はそれと真逆なことをやろうとしている。
> この本の中でアベノミクスの本質が明快に述べられており、ギ
> ンギラギンのアベノミクス。時代錯誤のアベノミクスであるこ
> とが、明快に指摘されている。
> 真の経済成長に結びつかずバブルを生むだけの金融政策。時代
> 錯誤の財政出動。ギンギラギンの成長戦略。この本を読んで、
> アベノミクスは大企業重視に偏った政策であり、しかしそのこ
> とが逆に経済の破綻を引き起こす危険を持っていることがよく
> 分かった。これからは持続可能な社会、成熟した社会を作るた
> め、富の再分配や経済だけによらない豊かさを追求する時代に
> なったのだと思う。アベノミクスはこれと真逆な政策なのだ。
> 浜さんはテレビでも歯切れよく痛快な持論を展開するので注目
> していたが、さらなるご活躍を期待する。今後の日本の進むべ
> き方向への提言を展開されることを期待する。
 次に、この本の批判者、すなわちアベノミクス賛同者のコメント:
>  この本を最後まで読めた人は感心します。とにかくつまらな
> い内容で私は数十ページを読んで放っていました。あまりにも酷
> い内容だったのでアマゾンのカスタマレビューにでも投稿してお
> こうと思ったのですが、最後まで読んでないので批評も出来ませ
> ん。そこで、もう一度取り出して最後まで読みました。
>  結局、この著者が言いたいことは、成長より分配ということで
> す。安倍政権は経済成長を目指すより、分配を重視すべきだと説
> いています。「弱者を見捨てるな、生活保護をもっと充実させろ」
> と書いています。そのためには法人税も増税しろという意見です。
>  世界では「市場」か「分配」かの議論はとうの昔に終わってい
> ます。「分配」で成功するのなら、ソビエトや北朝鮮は繁栄して
> いるでしょうし、JALが倒産したりはしなかったでしょう。この
> グローバル競争の時代によくもまぁこういう古い考えの人がまだ
> いるのですね。私は、格差はある程度は仕方がないと思います。
> 必要なのは結果の平等ではなく、機会の平等です。
>  この著者は世の中の話題に便乗して本を売ってやろうという意
> 図が見え見えです。今度は中国危機のようなタイトル本も出した
> ようです。どうせ中身がないのだろうと推測します。
 何やらサヨとウヨ特有の感想という感じで、私はこのどちらの意見にも納得できなかったので、やはりきちんと購入することにしました。と言っても、アマゾンで1円で売ってたのでそれを購入したのですがw
 読んだ結果は、まあ著者のサヨク史観による主観も反映しているのですが、著者の意見の部分は置いといてファクトの部分を読むと、アベノミクスなるものが一体どういうものなのかを手軽に知るには丁度よい本だとは思いました。具体的な感想は順にアップしていきたいと思います。(続く)
342:mespesado : 2017/11/04 (Sat) 00:39:46 host:*.itscom.jp
>>332 (続き)
 まず最初は「はじめに」から。
 著者は「レーガノミクス」を引き合いに出します。レーガノミクスとは、1980年代にレーガン大統領が実施した「供給力を高める」ことを目的とした経済政策で、それまで続いていたスタグフレーション(経済は不況なのに物価が上昇する)を解消するため、「減税」によって労働意欲を向上させ、国内生産力を高めて経済を立て直すことをもくろんだのですが、実際は当てが外れてそっちは機能せず、もう一方の物価上昇を防ぐため、輸入物価が下げるために「通貨高」政策を行ったところ、輸入が増えて、消費が増えて景気が良くなった(いかにもアメリカ人らしいw)、という結果は良かったけれど当初の想定とは全然違った顛末での「成功」だったわけです。
 著者は、だからレーガノミクスは実はまやかしである。従って、同じく「~ノミクス」と名づけた「アベノミクス」もまやかしである、という印象操作を行っていてイヤらしいのですが、実はこれ、あとで詳しく説明しますが、ある意味当たっているのです。ただし、レーガノミクスは当てが外れた副作用として、輸入増により膨大な貿易赤字を生んでしまうのですが、アベノミクスでは、当初狙っていたインフレターゲットが機能していないにもかかわらず景気の方は向上し(いかにも日本人らしいw)、しかも副作用がほとんど無い、という大きな違いがあります。 (続く)
346:mespesado : 2017/11/04 (Sat) 16:57:12 host:*.itscom.jp
>>342
 さて、全体は
Chapter1 ~「黒田バズーカ砲」は何を狙っているのか?~
     これが安倍政権の「金融政策」の真相だ!
Chapter2 ~「浦島太郎」のバラマキは何をもたらす?~
     これが安倍政権の「財政政策」の真相だ!
Chapter3 ~「日本を取り戻す」必要はあるか?~
     これが安倍政権の「成長戦略」の真相だ!
という3つの大きな章から構成されています。
 まず最初の Chapter1 ですが、まず著者はアベノミクスの目玉である「異次元緩和」を、1990年代のイギリスの例を挙げて、これでは「資産」については「インフレ」になる(つまり「バブル」を引き起こす)けれども、肝心の「実物」経済については「デフレ」のままに留まるから、これではとても「リフレ政策とは言えない」と批判します。
 つまり、イギリスの例では、いくら「オカネを刷って」も、それは不動産の投機に向かっただけで、通常の消費財などに対してはインフレを引き起こさなかったから、アベノミクスでもそうなるだろう、というのです。
 次に、著者は2013年に打ち出されたアベノミクスの「量的・質的金融緩和」の概要:
① 2%というインフレターゲットを2年を目安に達成する。
② 長期国債や投資信託をジャンジャン買い入れる(すなわち市場にあるこれらの有価証券を引き取り、現金に変換してばら撒く)。
③ 金融政策の目標を、「金利」のコントロールから「オカネをばら撒く量」のコントロールに切り替える。
④ もう引き下げる余地の無い短期金利だけでなく、長期金利も引き下げ るため、長期国債もジャンジャン買い入れる。
⑤ 不動産投資信託もジャンジャン買い入れる。
を掲げます。これらのうち②と⑤はリスクの高い有価証券をリスクの無い現金に換えてあげるよ、ということですから、要はリスクを気にせずどんどん投資しなさい、そのために、証券を発行する側も、満期時に返せるあてが多少怪しくてもどんどん借金をして設備投資しなさい。リスクは国が被ってあげるから、という意味になります。
 これを評して、著者は「なんのことはない。要は、日銀が『バブル製造装置』と化すということである。」と結論付けています。
 次に、著者は上記の政策概要の続きに書いてある「資産買入等の基金(=リスク資産の購入に対する一定の歯止めとなる枠)の廃止」と「銀行券ルール(=日銀による国債の購入の歯止め)の一時適用停止」について、「失われる通貨節度」という見出しのもとで、「チーム・アベは『バブル製造装置化すると同時に、これまで、日銀が懸命に回避しようとしてきた『国債買い取り専門機関化』の道に大きく踏み出すことになる。」と評しています。
 次に著者は、リーマンショック以降、世界が自国の通貨安を目論んで、量的緩和合戦をしてきたこと、しかしこの施策は外国にとっては通貨高になって輸出に支障をきたすので「外国に迷惑がかかる」から、欧米諸国はそれなりに外国に気配りをしながら量的緩和をしてきた。そして前日銀総裁の白川氏を欧米とともに節度を守ってよくやったと評価しています。つまり裏を返すと、今の安倍・黒田体制が外国に気配りもせず利己的に量的緩和に邁進している、と非難しているわけです。
 そして、「中央銀行が政府のための金貸し業者と化してしまえば、経済的国家主義の横暴への歯止めがなくなる。」「中央銀行に独立性がないということは、その国の民主主義体制が脅かされるということにもつながるのだ。」と批判します。
 次に、アベノミクス効果で「高額消費も増え始めた」と言われていることに対して「庶民の賃金は上がらずデフレも終わらない」と主張し、挙句は「切羽詰った人々がいわば生活防衛型投機というべき行動に出ることにな」る恐れがあるとまで主張しています!
 更に、通貨安競争になって「デフレの押し付け合い」になるとか、「量は増えるわ、信認は低下するわ。こんな具合では、いつ、日銀券が紙切れと化すか、解らない。」とか、企業のグローバル化に鑑み、「輸出企業といえども、円安が一義的・全面的にプラス要因だとは決して言えない状況になっている。」とか、ディズニー映画にもなった「魔法使いの弟子」の物語を引き合いに出して、「実物デフレ状態に何ら変化のないままで、資産インフレだけが洪水と化して猛威を振るう。そんな状態になりはしないか。」と恐怖を煽っています。
 以上が Chapter1 の内容の概要です。次に著者のこれらの批評に対する私の意見を述べたいと思います (続く)
351:mespesado : 2017/11/05 (Sun) 12:17:33 host:*.itscom.jp
>>346
 さて、私は今まで「日本はオカネをいくら刷ってもインフレにならない」と何度も何度も説明してきました。にもかかわらず、政府はインフレターゲットと称して年2%程度のインフレを引き起こすことによってデフレを解消しようとしているのは何なんだ、と疑問に思う人も多いでしょう。
 事実、高度成長期の日本では、実際に穏やかなインフレ(年間で約4%)が続いていたわけで、何で今日の日本でそれが再現できないんだ、と疑問に思ったとしても無理はありません。
 しかし、この「経済が健全に回っていれば穏やかなインフレになるはずである」というのは、皆当たり前のように思っていると思うんですが、本当に「当たり前」なんでしょうか?
 皆さんは、何となく、「高度成長期って、需要がどんどん拡大して供給不足だったんだろ?だったら需要・供給曲線に関する経済学のイロハにより、供給不足なら値段が上昇するのは当たり前じゃないか」と思っていないでしょうか?
 でも、高度成長期における穏やかなインフレって、実はそんな単純な原理で生じていたわけではないんですね。
 消費財には、大きく分けて、産業革命以降の大量生産によって供給される「工業製品」と、従来型の人手による「労働集約型の生産物」である「農業製品」2つのタイプに分かれます。で、「三種の神器」などと呼ばれ、あこがれの、しかしいつかは手に入る「白物家電」のようなものは前者であり、こちらは「供給不足」どころか、旺盛な設備投資と技術革新によりその一時的な供給不足を補って余りある生産能力の充実により、むしろ価格は安くなってきていて、穏やかなインフレ、すなわち価格の上昇の主原因となってきたのは後者の方なのです。
 この間のからくりを順を追って説明すると以下のとおりです:
 まず「白物家電」に代表される「工業製品」は便利だから、その存在を知れば皆欲しくなる。だから徐々に金持ちから順に買い始めて、爆発的に売れるから「工業製品」の企業は儲かる。ここで「労働争議」の儀式を経て、従業員も給料がどんどん上がるので、あこがれの「白物家電」が買えるようになる。ところが「農業製品」の方は、人間の胃袋には上限があるのでそれほど販売量が増えないから収入は増えない。だけど「白物家電」は欲しい。そこで、農家やその販売先の商店では、単価を上げる、つまり「値上げ」をすることによって収入を増やす。これでこれらの業種の従事者も「白物家電」が買えるようになってみんなハッピー。というプロセスを経たのでした。
 もちろんここで「工業製品」とか「農業製品」と書いたのは、あくまでもラベルであって、例えば工業製品でも「文房具」とか「電球」とかの消耗品は「農業製品」に含まれるし、「生鮮食品を扱う個人商店」も「農業製品」とみなされます。
 上で注意すべきは、モノの値段が上がるに際して「セリの原理」がどこにも登場していないことです。「需要・供給曲線に関する経済学のイロハ」で需要が増えると値段が上がるという原理は基本的に「セリの原理」ですから、高度成長期にゆるやかに物価が上がったのは、このように、「経済学のイロハ」とは違う原理によるものであったのです。
 ですから、平成も終わろうとしている今日、同じ原理によって穏やかなインフレを起こしてデフレ脱却を実現しようと考えている人は、このことに気付いていないんではなかろうか、と思われるわけです。(続く)
353:mespesado : 2017/11/05 (Sun) 13:33:15 host:*.itscom.jp
>>351
 前稿で高度成長期に緩やかに物価が上がった真の原因いついて説明しました。そして、そのカラクリが機能するに際して、重要な役割を果たす「時代の特殊性」があったことを忘れてはいけません。その特殊性とは、
① 「白物家電」のような、あるとあまりにも便利で絶対欲しいと思わせるような商品がいろいろ存在し、かつそれらの業種に従業する国民がかなりのウェイトを占めていた。
② 「農業製品」従事者が「値上げ」をしようと思えば自由に値上げできた。
という2点です。
 当時と今日の経済環境を比較した場合、一番違うのが、この2点です。
 まず①ですが、今日では「白物家電」に対応するような商品は見当たりません。一番最初の「白物家電」は「冷蔵庫」「洗濯機」「(白黒)テレビ」の「3種の神器」だったと思うのですが、それまでの洗濯板での力仕事に比べたら、洗濯機って家事労力に天国と地獄くらいの差がありますし、冷蔵庫が無かった時代は一々食べる直前に買い物しなきゃいけなくて、昭和の前半には牛乳は一晩置くと腐るから朝の「牛乳配達」なんていう制度がありましたし、とにかくその便利さと言ったら「革命的」でした。
 これらがほぼ普及し尽くしたころ、次の「3種の神器」になったのは別名3Cと呼ばれる「車(カー)」「クーラー」「カラーテレビ」でしたか。これらは白物家電程ではないにしても、「一度使い始めたらもう戻れない」というほど便利なものでした。
 しかしその後はこのような製品は現れなくなりました。確かに「オーディオ」とか「パソコン」とか「ゲーム機」とか「スマホ」なんてものが出てきますが、これらは「どうしてもすぐ欲しい」というほどではないし、それが当たり前に普及する頃にはあまりに安くなって「消耗品」並みになってしまうので、現在では「農業製品」の側に属する商品と言っても過言ではないでしょう。このことが、現代では「どんどん売り上げが増えてその業種の羽振りが良くなる」というプロセスが生じない原因となっています。
 次に②ですが、一人の人間が「値上げ」しようとしても、同業者が追随してくれないと、自分だけ売り上げが落ちてしまって意味が無いわけですが、当時は農協がしっかり農家に君臨していましたし、食管制度というものもあったので、組織として値上げに踏み切るということができたのです。また商店については、昭和の当時は大店法というのがあって、個人商店がしっかり保護されていましたから、どんな商品も、駅前の商店街の特定の店から買うよりなく、複数の店による競争もなかったから「安心して」値上げができたのです。その後大店法が廃止されるに至り、「値上げ」したらスーパーに客を取られる個人商店は値上げもままならず、次々に廃業になり、駅前に大量の「シャッター通り」が出現したのはまだ記憶に新しいところです。
 このように、本質的な部分で昭和の当時と環境が大きく異なるため、物価が上がる要因がすべてなくなってしまったわけです。  (続く)

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快晴!菊と市民のカーニバル [菊まつり]

02-DSCF7686.JPG晴れにすることが実行委員長の役目と昨年来公言してきただけに、朝起き出して空を見る。東の雲は厚いが西は雲が切れていて、まず大丈夫、8時頃国旗を立てに外へ出たらすごい快晴。一日中、この空がつづきました。

4日再開予定だった菊まつり花公園会場には開園前から50名以上のお客さんということで、後片付けや補強が予定より早く進んだことから、一日前倒しで昨日から再開したとのこと、よかったです。

11時頃、息子が「コスプレの人がどんどん集まってる、すごい!」と言うので、カーニバル出発の蔵楽に行く前に菊まつり宮内会場、双松公園に行ってみたらコスプレグループがいくつもありました。2人の女性グループに声をかけたら福島市からとのこと。そもそもコスプレグループにはカーニバル実行委員会が参加して欲しいと声をかけたのですが、コスプレは人に見てもらうのが目的でないというこだわりがあるようで、「まむコス」と銘打った独自企画での開催となったものです。撮影には500円の会費を払った上でとのことで、公民館に受付が設けられていました。最終的には80名が集まってくれたそうです。毎年恒例になってくれるといい。新たな可能性が開けました。

実行委員長の開会挨拶「カーニバルはまず参加する人のためにあります。参加する人が楽しむことで、その楽しさが観る人に伝わり、町中が楽しくなります。十分楽しんで下さい!」。喉がかれるほど大きな声を張り上げました。

山形新聞が大きく取り上げてくれました。

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「才能とは、非典型的な知性」茂木健一郎氏 [教育]

「才能とは、非典型的な知性」茂木健一郎氏

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地域福祉計画策定委員会に出席して [地区長]

昨日(111日)、第二回地域福祉計画策定委員会に出席してきました。質疑を経ての感想、私が言いたかったことをまとめておきます。

 

地域福祉に関する市民アンケート(配布2000 回収1291 回収率64.6% 29.8/9〜8/31実施 良好な回収率→課題への意識が高い)の「生活の中での困りごとはどんなことですか。(支援、手伝ってほしいこと)」(の問いへの答えで圧倒的に多いのが「除雪(雪下ろし)」。全回答1291人中289人(複数回答)で22.42位が「家族の健康や介護の支援がほしい」で7.3%)。年齢層別に見ると、2030代でも21.9%でトップ2位が「子育てに関すること」で20.9%)4050代、23.82位が「仕事・雇用に関すること」8.6%)607020.02位が「家族の健康や介護の支援がほしい」6.6%)8090代になると28.32位が「自分のの健康や介護の支援がほしい」)。地域別に見ると、赤湯26.0%、宮内24.7%で高く、梨郷14.3%で低い。その具体的内容としては、多い順に「雪の捨て場がない」、「除雪車が通った後の自宅前除雪/除雪を丁寧にしてほしい」、「高齢で除雪ができない」。 

 さらに「あなたの地域で優先的に解決しなければならない課題はありますか。」の問いの答えも「自力で除雪が困難な世帯への支援」が44.5%でトップ(2位は「高齢者のみ世帯の抱える問題(安否確認等)42.4%) 

 「雪さえなければこんなにいいところはない」はこの地域の常套句。雪が消えれば雪の大変さは薄れてしまうのだが、アンケートの時期が真夏の時期でもこの数字。世の中は何を求めて進むか? 70年生きてきてその答えは、「楽(らく)」。雪の苦労から解放される抜本的対策はないのだろうか。パラダイムシフトを伴うような、これまでだれも考えなかった発想を期待したい。 

 

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「インフォーマー」か「パフォーマー」か [地区長]

昨日、地区医師会の会長さんが会長/座長を務めさせられる会合に出席してきた。事務方の用意した原稿を、宛職で務めざるを得ない立場をほのめかしつつ読む姿に自分を重ね合わせて気の毒になった。出席の方々、それぞれ忙しい時間を割いて出てきておられるのだろうと思いつつ、「これだけの顔ぶれを揃えての年に1回のこの会合、この組織が具体的に起動しなければならないどのような事態を想定した組織なのか教えていただきたい。」と質問した。明確な答えはなかったことで組織の性格を私なりに納得した。ずっと副会長を務めてこられたという女性の方が「こういう顔ぶれの方が揃う組織があることで安心できるというはたらきがある」という意味のことを述べられてさらに納得し、自分の場違いな質問を後ろめたくも思ったのだったが、今朝我が意を得たいい文章に出会ったので転載させていただきます。いろんな場面で型が破られつつある、安倍総理がその先頭に立っています。まさにイハトビラキです。(太字引用者)

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