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見事なトランプ大統領就任演説分析(田中宇氏) [現状把握]

昨日読んですぐ、《トランプ大統領出現の意味の見事な解明です。スッキリわかります。》と書いて、必見!オリバー・ストーン監督『スノーデン』のコメント欄にメモりました。トランプ大統領の就任演説について、的外れなマスコミ報道にうんざりしていたところでした。田中宇さん、さすがの分析です。何度も読みたくて、また多くの方に読んでもらいたくて記事にしました。かなりの長文なので、読み通すには覚悟が要ります。太字だけたどっていけばおおよそ要旨はつかめるようにしたつもりです。誰もトランプ革命について語らず、自国のひどい官僚独裁政治にすらほとんど誰も気づいていない浅薄な日本から見ると、米国はラディカルで強烈ですごいと改めて思う。》で締められていますが、ほんとうにそう思います。どうすればいいのでしょうか。

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田中宇の国際ニュース解説
無料版 2017124

http://tanakanews.com/

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トランプ革命の檄文としての就任演説

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 まず書こうとすることの概要。トランプは米国と世界に巨大な転換を引き起こ

そうとしている。全体像が膨大で分析が間に合わないので、とりあえず今回は

ランプの大統領就任演説を分析する。演説は、米国を支配してきたワシントンDC

のエリート層による支配構造をぶちこわせと米国民をけしかけている。トランプ

は米大統領という、支配層のトップに入り込んだのに、その地位を使って支配層

を壊そうとしている。これは革命、クーデターだ。支配層の一員であるマスコミ

は、就任演説を否定的にとらえ、趣旨をきちんと報じない。リベラル派は反トラ

ンプ運動を強めている。おそらくトランプ陣営は、意図的に対立構造の出現を

誘発している。概要ここまで。以下本文。

http://www.independent.co.uk/news/world/americas/donald-trump-inauguration-speech-transcript-text-full-read-a7538131.html

Donald Trump inauguration speech: Read the full transcript

 ドナルド・トランプが米大統領に就任した。彼は、米国と世界の政治・経済・

社会状況に、大きな転換をもたらしそうだ。昨春に彼が有力候補になって以来、

私は彼について何本も記事を書いてきた。最近の私は「トランプ情勢分析者」に

なっている。それほどに、彼は国際情勢の巨大な転換役となる感じがする。米大

統領という、人類の覇権体制の中枢を占めた彼が、どんな戦略に基づいて、何を

どこまでやれそうか、何を破壊して何を創設するのか、どこからどんな敵対・妨

害・支援を受けるのか、全体像が膨大だし、曖昧・未確定・未言及な部分が多い

ので、読み込みや分析が追いつかない。とりあえず今回は、トランプが1月20

日に発した大統領就任演説の分析をする。

http://tanakanews.com/161213taper.php

トランプの経済ナショナリズム

http://tanakanews.com/161111trump.htm

米国民を裏切るが世界を転換するトランプ

http://tanakanews.com/160402trump.htm

世界と日本を変えるトランプ

 就任演説を読んでまず驚くのは「ずっと前から、ワシントンDCの小集団・エ

スタブリッシュメントだけが儲け、あなたたち米国民は失業や貧困にあえいでい

る。だが今日からは違う。米政府はあなたたち米国民のものだ。(トランプが主

導する)この運動は、米国の国家を(エスタブ小集団の支配から解放し)、米国

民のための存在に変えるためにある」と明言し、米国民に対し、エスタブ小集団

を権力の座から追い出すトランプの運動に参加するよう呼びかけていることだ。

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-20/following-words-had-never-appeared-inaugural-address-until-today

The Following Words Had Never Appeared In An Inaugural Address, Until Today

http://nationalinterest.org/feature/america-first-begins-19140

Donald J. Trump takes the helm. What happens now? For too long a small group in our nation's capital has reaped the rewards of government while the people have borne the cost. Washington flourished but the people did not share in its wealth. Politicians prospered but the jobs left and the factories closed. The establishment protected itself but not the citizens of our country. That all changes starting right here and right now because this moment is your moment. It belongs to you. At the centre of this movement is a crucial conviction  that a nation exists to serve its citizens.

http://www.washingtonpost.com/news/the-fix/wp/2017/01/20/donald-trumps-full-inauguration-speech-transcript-annotated/

Donald Trump’s full inauguration speech transcript, annotated

 米大統領は、米国を支配するワシントンDCのエスタブ小集団のトップに立つ

地位だ。トランプは、自分がその地位に就いたのに、就任式の演説で、自分がトッ

プに立つ支配体制をぶち壊したいので協力してくれと、国民に呼びかけている。

しかもトランプは、これと同趣旨の演説を、共和党の候補の一人だった昨年初め

から、何度も繰り返している。トランプは思いつきの出まかせばかり言う人だと

マスコミは報じてきたが、全くの間違いだ。トランプは一貫して同じことを言い

続けている。確信犯だ。

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-20/trumps-declaration-war-12-things-he-must-do-america-be-great-again

Trump'sDeclaration Of War: 12 Things He Must Do For America To Be GreatAgain

http://tanakanews.com/160828trump.php

米大統領選挙の異様さ

 ふつうの人は、大統領になったら、エスタブ小集団に迎合してうまくやろうと

する。民主主義や人権といった建国以来の米国の理念を賛美し、世界の「悪」

(独裁国家や社会主義)に立ち向かう決意を表明するのが、従来ありがちな大統領

の就任演説だった。しかし、トランプは、そういうことを全く演説に盛り込まな

いどころか「中身のない話をする時は終わった。実行の時がきたのだ」

The time for empty talk is over, now arrives the hour of action.)と明言

している。

http://www.ft.com/content/73b8f37e-df3a-11e6-86ac-f253db7791c6

Donald Trump meant everything he said

 トランプは、大統領になって米国の政権(エスタブ小集団)を握ったとたん、

米国の政権を破壊し転覆する政治運動を、大統領として開始し、国民に参加を呼

びかけている。これは革命だ。就任演説は、トランプ革命への参加を国民に呼び

かける「檄文(召集命令)」となっている。演説は「私たち、あなた方(we,you)」

といった米国民全体をさす呼称が多用され、「私(I)」がほとんど出てこない。

トランプ自身が英雄になるつもりはないようだ。悪い権力構造を破壊して最後は

自分も消される運命を予期しているのか。

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-20/trumps-inugural-address-full-transcript

"We Are Transferring Power Back To The People" - Trump's Full
Inaugural Speech

http://www.paulcraigroberts.org/2017/01/20/trumps-declaration-war/

Trump’s Declaration of War -  Paul Craig Roberts

 米支配層(エスタブ小集団)の一員であり、支配層による支配体制を「いいこ

と」として報じることが不文律的な義務となっているマスコミは、当然ながら、

トランプ革命の檄文という就任演説の主旨を報じず、トンデモ屋のトランプがま

たおかしな、危険なことを言っているという感じで報じている。米国民の中でも、

大統領選挙でクリントンに入れ、トランプを嫌い続けているリベラル派の人々は、

トンデモ演説とみなしているかもしれない。だがトランプ支持者は、よくぞ言った

と評価し、鼓舞されているだろう。米国は、トランプ支持者と、リベラル派

(と軍産マスコミなど支配層)とが対峙する傾向を増している。

http://www.express.co.uk/news/world/757073/BBC-newsnight-left-wing-bias-Barack-Obama-Donald-Trump-president

Viewers SAVAGE BBC Newsnight for Obama BIAS as Donald Trump described as 'JOKE'

http://tanakanews.com/161129trump.php

マスコミを無力化するトランプ


トランプの魅力は、決して屈服しない強固な喧嘩腰

 トランプは選挙戦中から、中露イランや欧州、日韓など、同盟国や非米反米諸

国との関係をいろいろ表明してきたが、それらは就任演説にあまり盛り込まれて

いない。政治面の個別具体策としては「古くからの同盟を強化しつつ、新しい同

盟を作る。過激なイスラムのテロリズムをこの世から根絶するために世界を団結

させる」という一文のみだ。

 このトランプの「テロ戦争」は、おそらく911以来の米国のテロ戦争と全く

似て非なるものだ。従来のテロ戦争は、米支配層の一部である軍産複合体が、ア

ルカイダやISといったテロリストを裏でこっそり支援しつつ表向きの戦いをや

る、軍産エスタブ支配の永続を狙った恒久戦争の戦略だった。トランプのテロ戦

争は対照的に、軍産が敵視するがゆえに軍産の傀儡でないロシアなどと協力し、

米政府内の軍産(国防総省やCIAなど)に裏のテロ支援をやめさせつつ、アル

カイダやISを本気で全滅する計画だろう。トランプ革命(エスタブ潰し)には、

テロリスト(テロの脅威)を使って軍産エスタブが米国を支配する911以来の

構造を壊すことが必要だ。

http://news.antiwar.com/2017/01/20/trump-inauguration-address-centers-on-fighting-islamic-terror/

Trump Inauguration Address Centers on Fighting Islamic Terror

http://tanakanews.com/110914WTC.htm

911十周年で再考するテロ戦争の意味

 トランプは就任演説で「これまでわれわれ(米国)は、自国の国境を守ること

を拒否する一方で、諸外国の国境を守ってやること(愚策)を続けてきた」

We've defended other nations' borders while refusing to defend our own.

とも言っている。「米政府は従来、米墨国境を抜け穴だらけに放置し、メキシコ

から違法移民が大量流入して米国民の雇用を奪うことを黙認する一方で、日韓や

イラクの駐留米軍やNATOなどによって、大して米国の国益にならないのに諸

外国の国境や領海を守ってやってきた。こんな悪い政策はもうやめる」という意

味だ。トランプは貿易、税制、移民、外交に関するすべての決定は、米国の労

働者と家族の利益になるものにするとも言っている。いずれも、選挙戦中から

彼が言ってきたことだ。

http://nationalinterest.org/feature/why-donald-trumps-inaugural-address-matters-19141

Why Donald Trump's Inaugural Address Matters

 貿易政策で度肝を抜かれる一文は「保護(主義、Protection)は、大きな繁栄

と(国家や経済の)強さにつながる」というくだりだ。世界的に「極悪」とされ

てきた保護主義をみごとに肯定している。「これまで何十年も、われわれ(米国)

は、自国の産業を犠牲にして外国の産業を儲けさせてきた。自国の軍隊をすたれ

るままにしつつ他国の軍隊に資金援助してきた。米国のインフラを整備をしない

一方で外国に何兆ドルも支援してきた(今後これらのことを全部やめる)」とも

言っている。

http://buchanan.org/blog/new-president-new-world-126437

New President, New World    Patrick Buchanan For

many decades, we've enriched foreign industry at the expense of

American industry, subsidised the armies of other countries, while allowing

the sad depletion of our own military. And spent trillions and trillions of

dollars overseas while America's infrastructure has fallen into

disrepair and decay.

 これらもすべて選挙戦中からトランプが言っていたことだが、意味するところ

「覇権の放棄」である。戦後の米国は、世界の単独覇権国として、基軸通貨と

基軸貯蓄ツールであるドルと米国債を世界に持ってもらうことで無限発行できる

利得の見返りとして、自国の製造業をないがしろにしつつ世界から商品を旺盛に

買い続け、世界の消費を底上げして世界経済の成長を維持する役目を担ってきた。

この経済覇権の構造が、同盟諸国の軍隊を支援する軍事覇権の構造と合わせ、

覇権国である米国が維持すべき義務だった。米国の覇権的な義務を放棄すること

で、米国の産業や雇用を一時的に再生しようとするのがトランプの経済戦略の

要諦だ。

http://tanakanews.com/161217trump.htm

トランプのポピュリズム経済戦略

覇権の利得で儲けてきた米国の支配層は、当然ながらトランプを敵視している。

もしくは、トランプは支配層の一員になったのだから、儲かる覇権構造を意図し

て破壊・放棄したがるはずがないと考え、そのうちトランプは姿勢を転換する

はずだと考えている。投資家の多くは、金儲けの視点しかないので、トランプが

姿勢転換すると予測している。日本政府も、トランプの姿勢転換を予測して

TPPに固執している。

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-23/jpm-it-remains-mystery-why-so-many-continue-anticipate-change-trumps-behavior

"It Remains A Mystery Why So Many Continue To Anticipate A Change In
Trump's Behavior"

 だが実際には、トランプが姿勢を変えることはない。私が以前から何度も分析

してきたことだが、米国の支配層の中には、ずっと前(第二次大戦で英国が米国

に覇権を譲渡した直後)から、自国の覇権を意図的に放棄して多極型・分散型の

覇権構造に転換しようとこっそり努力し続けてきた勢力(隠れ多極主義者)がい

る。キッシンジャーやCFRつまりロックフェラーは、その一味だ。彼らは、

極分散型に転換した方が、世界は政治的、経済的に安定する(大戦争やバブル膨

張・崩壊しにくい)と考えている。トランプは隠れ多極主義者だ。トランプは昔

からでなく、大統領に立候補するに際して隠れ他極主義者になった。おそらく、

隠れ多極主義者たちの方からトランプに立候補を持ちかけた。トランプが姿勢を

変えることはない。

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-17/reagan-and-trump-american-nationalists

Reagan And Trump: American Nationalists - Patrick Buchanan

 多極主義者たちが感じたトランプの魅力は「決して屈服しない喧嘩腰」だろう。

オバマもCFRに評価されて大統領になったが、オバマは沈着冷静で喧嘩しない。

とりあえず軍産エスタブの覇権勢力の言いなりになり、その上で微妙な転換や

歪曲策をやる。たとえばオバマは、シリアに濡れ衣戦争を仕掛けて途中でやめて

意図的に混乱を招き、仕方がないといってロシアに軍事介入を頼み、シリアなど

中東の支配権をロシアに移譲していくという、回りくどいことをやった。オバマ

の下ごしらえのおかげで、今やロシアや中国は、米国が捨てる覇権の一部を拾っ

て自分のものにしてもいいと考えている(この数十年の世界において、覇権は奪

い合うものでなく押し付けあうものだ)

http://tanakanews.com/130903syria.php

米英覇権を自滅させるシリア空爆騒動

http://tanakanews.com/f1129japan.htm

アメリカの戦略を誤解している日本人

 ビルクリントンは、覇権を軍事主導から経済主導に変えた。次のブッシュ政権

は911とともに覇権を軍事側に戻したが、イラクで過激に(故意に)大失敗し、

リーマン危機の対策(QE=ドルパワーの浪費)を含め、覇権を盛大に無駄遣い

した。オバマもシリアやリビアやQEで覇権の浪費を続け、いまや米国の覇権は

経済外交の両面で崩壊感が強い。ここで新大統領として、米中枢の覇権勢力(軍

産エスタブ)に喧嘩を売り、覇権戦略の一方的な放棄、もしくは覇権運営どころ

でない米国内の内戦・内乱状態を作る無茶苦茶野郎が出てくれば、米国が放棄し

た覇権を、中露などBRICSやドイツ(いずれきたる再生EU)、イラン、

トルコなど(日本=日豪亜も??)が分割するかたちで継承し、自然と多極化が進む

http://tanakanews.com/141127hawk.htm

ますます好戦的になる米政界

http://tanakanews.com/160506submarine.php

潜水艦とともに消えた日豪亜同盟

 トランプは、こうした隠れ多極主義者のシナリオを引き受けることにして、大

統領選に出馬して勝ったというのが私の見立てだ。トランプは、米国を主権在

民に戻すと言っているが、それが最大の目標でない。最大の目標は、米国民を政

治運動に駆り立て、米単独覇権を運営する軍産エスタブ、政界やマスコミの支配

構造をぶち壊すことだ。近代資本主義の前提となる国民国家体制を作るためにフ

ランス革命があったように、きたるべき時代の世界の基盤となる多極分散型の覇

権体制を作るためにトランプ革命がある。

http://tanakanews.com/080814hegemon.htm

覇権の起源

 トランプが就任して米国の新たな混乱が始まったとたん、中国政府(人民日報

など)は「米国の事態は、欧米型の民主主義の限界を示している。中国の社会主

義の方が安定している」と豪語し、落ち目な米欧に代わって中国が世界に影響力

を行使するという言説を発し始めている。ドイツの左派のシュタインマイヤー外

相は「トランプの出現は、20世紀の古い世界秩序の終わりと、厄介な新たな事

態の始まりを示している」と指摘している。

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-23/china-says-its-ready-assume-world-leadership

China Says It Is Ready To Assume "World Leadership", Slams Western Democracy As "Flawed"

http://www.presstv.ir/Detail/2017/01/23/507477/germany-us-steinmeier-trump

Trump’s presidency harbinger of troubled times ahead: German FM


CIAを脅して味方につけ、マスコミを潰しにかかる

 戦後、覇権を牛耳る軍産支配を壊そうとした大統領はみんなひどい目にあって

いる。若気のいたりで冷戦を終わらせようとしたケネディは暗殺された。中国和

解やドル潰しをやったニクソンは弾劾された(これらの教訓から、レーガンは目

くらまし的な裏表のある政策をとって成功した)。トランプも、殺されたり弾劾

されたりするかもしれない。しかし、軍産支配を壊そうとする黒幕のCFRなど

も、この間、知恵をつけてきている。黒幕に守られ、トランプは意外としぶとい

だろう。

http://tanakanews.com/160301trump.htm

ニクソン、レーガン、そしてトランプ

 トランプの目的は、米国の既存の支配層を潰して自分が独裁支配することでな

い。米国の支配層を潰し、その果実をBRICSなど他の諸大国が分散して受け

取る新たな世界体制を作ることだ。トランプは、勝たなくても目的を達せられる。

ただ喧嘩して壊すだけでいい。代わりの政体を作る必要がない。次の世界システ

ムは、米国の覇権のしかばねの上に自然に生えてくる。

http://www.counterpunch.org/2017/01/19/the-trump-speech-that-no-one-heard/

The Trump Speech That No One Heard

 大統領就任後、トランプの喧嘩の矛先はまずマスコミに向いている。就任式に

集まった人々の数をマスコミが過小に報じたかどうかをめぐり、さっそく大統領

府とマスコミが相互批判している。トランプ陣営は、マスコミと折り合っていく

常識的な道筋をとっていない。

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-21/white-house-spokesman-slams-media-over-crowd-size-comparisons-bizarre-first-briefing

White House Spokesman Slams Media Over "Crowd Size Comparisons"
In Bizarre First Briefing

 トランプは就任の翌日、CIA本部を訪れて職員を前に演説し、テレビ中継さ

れた。演説でトランプは、マスコミを「世界でもっともウソつきな人々」と非難

しつつ「私はマスコミと戦争している。マスコミは、私が諜報界と喧嘩している

かのように報じているが、そんなことはない。私は就任後、真っ先にここに来た。

私はみなさんを1000%支持する。マスコミは私を酷評するが、多くの人々が

私の就任演説を支持してくれている。みなさんも支持してくれるよね」と述べた。

http://www.mirror.co.uk/news/world-news/watch-donald-trump-give-first-9670723

Watch Donald Trump give first CIA speech and his 1,000% backing - full transcript

 私から見ると、この演説が意味するところは、トランプがCIAに向かって

「マスコミとの戦争で俺を支持しろ。これまでのように俺を不利にすることをマス

コミにリークするをやめて、逆にマスコミを不利にすることを俺に教えろ。トラ

ンプ革命に協力しろ。そうすればお前らを優遇してやる。従来のように、俺を潰

そうとするマスコミを支援し続けるなら、俺は逆にお前たちを潰すぞという二

者択一を、テレビの前で迫ったことだ。

http://tanakanews.com/170108hack.php

トランプと諜報機関の戦い

http://thehill.com/blogs/pundits-blog/defense/315605-why-trumps-cia-speech-was-simply-inappropriate

Why Trump's CIA speech was simply inappropriate

 トランプはこの演説でもう一つ「われわれはISISを倒すしかない。他に選

択肢はない」とCIAに通告している。CIAは軍産複合体の一部として、イラ

クやシリアなどでISISをこっそり支援してきた。それはトルコ政府も指摘す

る「事実」だ。トランプはCIAに行ってもうISISを支援するな。そうす

ればCIAを厚遇する。(逆に、こっそりISISを支援し続けるなら、お前た

ちもマスコミ同様、俺の敵だ)」と啖呵を切り、それをテレビで米国民にも知らせた。

http://www.lowyinstitute.org/the-interpreter/trumps-cia-speech-reveals-challenge-americas-deep-state

Trump's CIA speech reveals a challenge to America's 'deep state'

 これまでの、独自の諜報網がない米大統領なら、CIAは、大統領に知られな

いようにこっそりISISを支援し続けられたかもしれない。だがトランプには

プーチンのロシアがついている露軍はシリアに駐留し、トルコやイランの当局

とも通じているので、CIAなど米国勢がISISをこっそり支援し続けていた

ら、すぐ察知してトランプに通報する。トランプが就任前からプーチンと仲良く

してきたのは、米露関係自体のためだけでなく、米国内の軍産エスタブ潰しのた

めともいえる。

http://www.presstv.ir/Detail/2017/01/22/507331/russia-us-sanction-us-medvedev

Lifting of anti-Moscow sanctions an illusion: Russian PM

 米諜報界では、オバマ政権で1月20日までCIA長官だったジョン・ブレナ

ンが、現役時代から、トランプへの激しい敵視を続けている。ブレナンのトラン

プ敵視は、オバマや米民主党、リベラル派、軍産エスタブのトランプ敵視とつな

がっている。CIAなど米諜報界は今後、親トランプ派と反トランプに分裂する

傾向を強めるだろう。国防総省とその傘下の業界も、軍事費の急増を約束してい

るトランプになびく勢力と、旧来のトランプ敵視を維持する勢力に分裂・内紛し

そうだ。軍産内部を分裂させるのがトランプ陣営の作戦と感じられる。この分裂

にオバマも一役買っている。

http://217.218.67.231/Detail/2017/01/20/506937/Neocon-axis-in-US-Senate-might-destroy-US-Ron-Paul

Plan of neocon axis in Senate to spend $5 trillion on military could
destroy US: Ron Paul

http://tanakanews.com/160916trump.php

得体が知れないトランプ


軍産に取りつかれたマスコミやリベラルとトランプの長い対立になる

 トランプは、大統領就任後もツイッターの書き込みをさかんに続け、マスコミ

を迂回する情報発信をしている。FTなのに気骨ある分析を書き続けるテットは、

トランプのツイートをルーズベルトの炉辺談話になぞらえて評価している。トラ

ンプ政権は、大統領府(ホワイトハウス)の大統領執務室の近くにあった50人

収容の記者会見室を撤去し、代わりにとなりの建物に400人収容の記者会見場

を設ける計画を進めている。従来の、大手マスコミだけが大統領の近くにいられ

る記者クラブ的な癒着状況を廃止し、大手以外のオルトメディアなども入れる

大きな会見場を作る。

http://www.ft.com/content/8319c864-ddca-11e6-86ac-f253db7791c6

Twitter:Trump’s take on the ‘fireside chat’    Gillian Tett

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-15/trump-team-responds-may-move-white-house-briefings-accommodate-more-just-media-elite

Trump Team Responds: May Move White House Briefings To Accommodate More Than Just "Media Elite"

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-15/they-are-opposition-party-trump-may-evict-press-white-house

"They Are The Opposition Party" - Trump May Evict Press From The White House

 トランプは、マスコミの特権を剥奪する一方で、イラク大量破壊兵器に象徴さ

れる軍産プロパガンダを「事実」として報じてきたマスコミへの敵視を続けてい

る。米(欧)国民のマスコミへの信頼は低下し続けている。共和党系のFOXな

ど一部のマスコミは、トランプ擁護の姿勢に転じている。米国のメディア機能は

すっかりインターネットが中心になり、ネット上ではマスコミもオルトメディア

も個人ブログも大差ない。トランプの喧嘩腰は、軍産の一部であるマスコミを弱

め、軍産と関係ないオルトメディアを強める

http://tanakanews.com/161201fakenews.htm

偽ニュース攻撃で自滅する米マスコミ

http://consortiumnews.com/2017/01/09/the-post-truth-mainstream-media/

The ‘Post-Truth’ Mainstream Media

 マスコミや軍産と並んでトランプを敵視するもうひとつの勢力は、民主党系の

市民運動などのリベラル派だ。この戦いは、大統領選挙のクリントン対トランプ

の構造の延長として存在し、トランプの大統領就任とともに、リベラル派の方か

ら仕掛けられている。負けたクリントン、大統領を終えたオバマ、世界的に民主

化を口実とした政権転覆を手がけてきたジョージソロスなどが、指導ないし黒幕

的な面々だ。ソロスはダボス会議での公式演説で、トランプを倒すと宣戦布告し

ている。

http://investmentwatchblog.com/george-soros-vows-to-take-down-president-trump/

George Soros Vows To ‘Take Down President Trump’

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-17/putin-warns-maidan-style-attempt-delegitimize-trump-calls-trump-dossier-creators-wor

Putin Warns Of "Maidan-Style" Attempt To Delegitimize Trump

 草の根の右からのポピュリズムを動員して軍産エスタブを潰しにかかるトラン

プに対抗し、軍産エスタブの側は左(リベラル)の市民運動を動員している。も

ともと軍産は冷戦時代から、強制民主化、人権侵害の独裁政権の軍事転覆など、

民主主義や人権擁護といったリベラルな理想主義を口実として戦争することを得

意としてきた。イラク戦争を起こした共和党のネオコンは、民主党のリベラルか

ら転じた勢力だ。リベラル派のお人好し(=人道重視)の理想主義が軍産に悪用

されてきたが、今回また何十万人ものリベラル派が、トランプとの戦いに、軍産

の傀儡にされていることも気づかずに結集し「トランプを強姦罪で弾劾しよう」

と叫んでいる。トランプに反対するワシントンでの女性らの「自発的」な50万人

集会を率いた人々のうち56人がソロスとつながりのある人だった。

http://www.zerohedge.com/news/2017-01-22/ex-wsj-reporter-finds-soros-has-ties-more-50-partners-women

Ex-WSJ Reporter Finds George Soros Has Ties To More Than 50 "Partners" Of The Women’s March

http://nationalinterest.org/feature/beware-the-rise-left-wing-authoritarianism-19145?page=show

Beware the Rise of Left-Wing Authoritarianism

 女性や有色人種、貧困層、都会の知識人を束ねているリベラルの運動を敵に回

すのは、トランプにとってマイナスとも考えられる。だがリベラルと仲良くする

と、軍産エスタブがリベラルのふりを展開してきた強制民主化・独裁転覆の戦争

や、人権を口実にした格安労働者の導入である違法移民放置策、覇権とカネ儲け

の策である地球温暖化対策などを否定しにくくなる。喧嘩好きのトランプは、

ベラル全体を敵に回す荒っぽい策をとることで、むしろリベラルが不用意に軍産

の傀儡になってしまっていることを浮き彫りにしている。

http://www.presstv.ir/Detail/2017/01/22/507312/US-Trump-protests-TV-Nielsen

Trump responds to protesters: Why didn’t you vote?

http://tanakanews.com/150216warming.htm

まだ続く地球温暖化の歪曲

 トランプと、リベラル派やマスコミ、諜報界、軍産エスタブとの戦いは、まだ

始まったばかりだ。今後、延々と続く。すでに述べたように、この長い戦いは、

トランプ陣営が好んで始めた計算づくのことだろう。対立が続くほど、トランプ

側の草の根からの支持者の動きも活発になる。これぞ米国の民主主義のダイナミ

ズムだ。誰もトランプ革命について語らず、自国のひどい官僚独裁政治にす

らほとんど誰も気づいていない浅薄な日本から見ると、米国はラディカルで

強烈ですごいと改めて思う。


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めい

野崎晃市さんの「孔子伝」を楽しみに読んでいます。上の記事で「どうすればいいのでしょうか。」と書いた後に読んで、今の日本に孔子のような人を求めるとしたらだれだろうかと思ったところです。

   *   *   *   *   *

孔子伝(18):夾谷の会(きょうこくのかい)
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-8546.html

夾谷の会は孔子が魯国の大司寇だった時に参加した、斉国と魯国の二ヶ国間外交会議である。

孔子が魯国で仕官するころに、斉国は魯国の一部を占領して魯国の安全を脅かしていた。魯国は斉国と講和を結んで安全を図るとともに、斉国に占領されていた土地の返還を求めるため夾谷で会議を開くことにした。

魯国は孔子を礼儀の監督官として君主の定公と共に会議に派遣した。孔子は若いころに斉国に赴いて景公と会見したことがあり、斉国の君主に顔を知られていた。さらに斉国で脅迫されて追い出されたこともあり、斉国に対して警戒心もあった。

孔子が君主に付き従って会議に出席するとの情報が斉に伝わると、斉国の大夫は景公にこう忠言した。「孔丘は礼儀の事は知っているが勇気がなく軍事にうとい。もし両君が会見する時に武力で脅せば、きっと我々の目的が達せられるでしょう。」

会議が始まると斉国の執事が当地の舞楽を演技したいと申し出て、踊り手が手に武器を持って駆けつけてきた。孔子はこの情景を見ると、魯国の護衛に舞踊隊を殺すよう命じて君主を保護した。

孔子は駆け上がるように壇の上に登ると、斉国の無礼を責めて言った。「両国の君主が友好のために会見している場で、野蛮人が武器を持って威嚇するとは、これは不敬であり徳に対して義を失した行いで無礼です。斉国の君主はよもやこんな無礼はなさりますまい。」

斉の景公は心にやましいものを感じて、すぐに踊り手を下がらせた。斉国は魯の定公を拉致する計画が未遂に終わったものの、さらに斉国の出兵の際には魯国からも兵を出すよう要求した。孔子はすぐに返答して、魯国から兵を出す前に占領した土地を返すように要求した。

会議の後に斉の景公は魯国との関係を改善するために、占領していた三つの町を魯国に返還する約束をせざるを得なくなった。孔子は占領されていた土地を返還させ、斉という強国を前に魯国の独立と尊厳を守る事ができた。それゆえ、夾谷の会は魯国から見て外交上の重大な勝利であった。

孔子は夾谷の会で挙げた外交上の成功により、君主への忠誠を示したばかりか自己の品格と政治的才能を証明して大いに声望を高めるた。それから約二年後に孔子は代理摂相の地位に抜擢されることになる。


by めい (2017-01-26 06:56) 

めい

副島さんの視点です。後半、オリバー・ストーン監督のインタビュー記事です。

   *   *   *   *   *

[2080]トランプ政権にとって、一番大事なこと。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2017-01-25 09:59:12
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

副島隆彦です。 今日は、2017年1月25日です。

 私は、トランプ新政権が、これから何をやって、どういう方向に進み、どういう政治思想で動くのかを、ずっと観察、凝視している。 もうすぐ私、副島隆彦のトランプ政権がどうなるか、どう生き延びるか、への大きな予言、予測を、大きな理論の提起とともに、行うだろう。

 私が、注目しているのは、中国とのトランプの、厳しい外交交渉だ。プーチンとは、どうせすぐにでも会って、米ロの協調体制で動く。 これに、習近平も入ったら、歴史的な、「世界の3巨頭会談 (アメリカ、ロシア、中国、の3大国=3帝国の協調体制)」になる。 それに対して、怒りと憎しみを込めて、足をひっぱってくる愚劣で、醜い勢力の動きも、活発になり、世界的な連携をするだろう。 ここで今の世界の構造が決まってくる。

 それでも、私が、じっと鋭く、重要視しているのは、「アメリカの 対 中国の貿易赤字(トレイド・デフィシット)がいくらあるか」である。

米貿易収支(米商務省)
U.S. International Trade in Goods and Services

http://www.census.gov/foreign-trade/Press-Release/current_press_release/ft900.pdf

(この資料 ↑ のP17)

アメリカの、対中国の 貿易赤字が、一体、どれほどの巨額に膨らんでいるか、誰も、明確に議論しない。一体、どれぐらいの、対中国の赤字をアメリカは、抱えているのか、を正面から見つめようとしない。

ということは、これからのトランプ政権にとっての、一番、重要な、「米国内に、新しい雇用を生み出す。各産業分野の、巨大工場を国内に、どんどん、たくさん作って、ものすごい数で失業している、アメリカ国民を雇用をさせる( ということは、FRBのイエレン議長ババアが言い続けた、アメリカの失業率は、5%を切って完全雇用を達成しつつある、は、真っ赤なウソだった、ということだ)」という 政策の大方針、これが、本当のアメリカ国民の願いと合致しているから、それをやり遂げることだ.このことを、大きな正論の議論として、報道しなければいけないのだ。

腐り果てた、アメリカのメディアども(それに追随する日本のメディア=テレビ、新聞も)
トランプへの 憎悪を顕(あらわ)にして、今も、敗北した自分たちの惨めさと、怨念(おんねん)の感情を剥き出しにしている。

私がずっと、今も調べている、アメリカの貿易赤字は、以上の公式のアメリカ政府の発表の統計数値からも分かる。 アメリカは、一年間に、7010億ドル(2015)すなわち、79兆円の 貿易赤字を抱えている。この金額は、この20年ぐらい、ずっと増え続けて、毎年同じぐらいだ。 そして、対 中国での ネットの貿易赤字(輸入と輸出の差額)は、3393億ドルだ。 これを今の為替の113円でかけると、34兆円である。

アメリカの外国貿易の、赤字の丁度半分を、中国が生み出している、ということだ。

年間、34兆円を、対(たい)中国で、赤字として抱えている。この金額(数字)は、単年度であり、毎年、毎年、これだけの赤字を、ネット、差し引き、正味の 実需(じつじゅ)の赤字として、抱えている。 膨大な金額だと、と言わざるを得ない。

どうして、誰も、この議論をしないのだ? どうして、この金額を、誰も書かないのか?
そんなに中国が嫌いなのか。アメリカ人にしてみれば、これほどの 中国産品の、洪水のような、アメリカへの 怒濤(どとう)の流入を、正視できないことだ、として、「触らぬ神に祟(たた)りなし」で、誰も書かない。

ちなみに、日本の 対 アメリカの、今(2015年)の黒字(アメリカから見れば、赤字)は、7兆円(623億ドル)である。 ドイツは、日本よりも多くて、対米で 8兆円の黒字を貿易収支で、生み出している。今、国境線に壁を作るで、騒がれているメキシコは、560億ドルだから、6.3兆円だ。 

この秘密は、メキシコ国境沿いに、ものすごい数の、工場が、メキシコ側で、作られて操業していて(日系企業もたくさんある)、そこの経営者たちは、毎日、アメリカ側から、メキシコに国境線を越えて通っている。そして、「メキシコ製」になった、工業製品を、アメリカに無関税(関税なし。これがNAFTA、ナフタ)で持ち込んでいる。その金額が、正味、差し引きで、6.3兆円だ。これにアメリカ国民も怒っている。

 だから対中国の 毎年、毎年、単年度で、34兆円もの巨額の貿易赤字を出して、それがたまりに溜まっている(それが、累積=るいせき=)の貿易赤字は、資本収支(しほんしゅうし)と国際収支(こくさいしゅうし)で、ものすごい金額になる。

だから、トランプは、習近平と、サシで、この「巨額の貿易赤字を、まず、半分に減らす」交渉をせざるを得ない。中国は、「今の倍の人民元高になっていい。今の元安は、中国が望んだものではない。1ドル=4元 になってもいい。今の1ドル=6.9元は、中国が作ったものではない」と考えている。 

だから、トランプの真意は、「もうこれ以上の、ドル高=強いドル はいらない。アメリカは、実需=貿易を伸ばして、アメリカ国民を食べさせなければいけない。これまでのような、腐った、博打打ちどもの、金融バクチ、金融取引で、もうけを出す、という考えは、捨てる。実物経済(タンジブル・エコノミー)、実体経済(リアル・イェルス・エコノミー)重視だ」となる。

だから、これからは、日本円との関係でも、ドル安、円高になってゆく。1ドル100円 割れになってゆくだろう。

だから、中国とのトランプの激しい交渉で、大きくは、トランプは、経営者だから、「分かった。貿易赤字が半分に減るなら、それなら、台湾は、渡す。 それから、西太平洋(ウエスト・パック)の支配権、管理権も、中国に渡そう」という 、大きな交渉ではなるだろう。第二列島線(第一列島線=日本列島 は、すでに突破された)まで、中国の支配下にはいってゆく時代が来たのだ。 

 この現実を、見たくない、見たくない、何が何でも、見たくない、という人たちは、今のまま、自分の 愚かな、足りない、世界が見えない、ちいさな脳(思考力)のまま生きているがいい。

ああ、時間が無くなった。
 以下に載せるのは、トランプが、次の FBI長官を、あの、ジェイムズ。コーミー(コウミー)長官に、続投させる、というNYタイムズの記事だ。 これで、今から、着着と、ヒラリーを逮捕、裁判にかけ(米議会が)、有罪として投獄する手続きが始まる。

(転載貼り付け始め)

Trump Is Said to Keep James Comey as F.B.I. Director JAN. 24, 2017 NYT

https://www.nytimes.com/2017/01/24/us/politics/trump-comey-fbi-director-.html

  The F.B.I. director, James B. Comey, told his top agents from around the country that he had been asked by President Trump to stay on the job running the federal government’s top law enforcement agency, according to people familiar with the matter.

A decision to retain Mr. Comey would spare the president another potentially bruising confirmation battle. It also would keep Mr. Comey at the center of the F.B.I.’s investigation into several Trump associates and their potential ties with the Russian government. (以下、略)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。以下の記事は、アメリカの重要な映画監督である、オリバー・ストーン監督の、最新作、「スノーデン」 “SNODEN” についてのインタビュー記事だ。日本でも、あさって、1月27日から公開される。 もう多くは書けなくなった。

以下のオリバー・ストーン監督への、朝日新聞のインタヴュー記事は、この末尾にあるとおり、「「聞き手・藤えりか」となっていて、この女性がインタヴューしたことが分かる。
そのために、記事の文体が、どうも女性的で、粗野な本物のアメリカの白人男である(精神と神経は極めて繊細。ずば抜けた頭をしている)ストーン監督らしくないので、私は、気になったので、文体を、私、副島隆彦が書き換えた。元の新聞記事を読みたい人は、以下のURLをクリックして、再度読んで下さい。 副島隆彦 記

(転載貼り付け始め)

●「(インタビュー)トランプ政権への期待 映画監督、オリバー・ストーンさん」

2017年1月24日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/DA3S12761842.html

 過激な言動で物議を醸すドナルド・トランプ氏が超大国のトップに就いた。政権批判の映画を世に出し続けてきた米アカデミー賞監督が「トランプ大統領は・・・・で、素晴らしい、と高い「評価」をしている。オリバー・ストーン監督に、真意を聞いた。

 ――あなたは、米大統領選の結果はショックだった、と米メディアに語っていましたが、ツイッターで「トランプを良い方向にとらえよう」と書きました。

 「ヒラリー・クリントン氏が勝っていれば危険だったと感じていた。彼女 は本来の意味でのリベラルではない。ヒラリーは、米国による新世界秩序を欲し、そのためには他国の体制を変えるのがよいと信じている女だ。ロシアを敵視し、非常に攻撃的だ。彼女が大統領になっていたら、世界中で戦争や爆撃が増え、アメリカは軍事費の浪費に陥っていた。第3次大戦の可能性さえあった」

 「米国はこうした政策を変える必要がある。トランプは『アメリカ・ ファースト(アメリカは国内問題を優先すべき。外国への関与は、セカンダリー=2のつぎ=だ)』を掲げるから(副島隆彦注記。アイソレイショニストだから)、他国の悪をやっつけに行こうなどとは言わない。妙なことになったと考える人たちがいるだろう。が、この結果、トランプの登場は、アメリカはこれまでのグローバリズム(世界支配主義)の政策を、大きく変えるべきだと考える人たちに近くなった」

 ――あなたは、トランプ政権下で、米国の介入主義(インターベンショニズム。外国の政治に干渉すること)は終わりを迎えると?

 「そうだ。米軍を外国から撤退させて、他国への介入主義が弱まり、米国は自国の経済を動かし機能させ、インフラを改善させる、とトランプは言う。これならすばらしいことだ。これまで米国は、自国経済、自分の国内問題にまじめに対処せず、国民の多くが貧困層だ。自国民を大事にして来なかった。ある面では自由放任主義なのか、と思えば、別の面ではいろいろの規制が過剰にある。トランプは、そう指摘しており、その点でも私は彼に賛成だ」

 「トランプ氏は、ちょっと普通の人の頭では理解できないことを、はっきり言う。

 一気にものすごい量で(失業している人たちのために)雇用を増やす、なんて、どうやって成し遂げられるのか、私にはわからない。だが、彼のこの政策宣言が、ものすごい誇張だとしても、私たち米国民は、そこからよい部分を見つけなければ。少なくとも今の米国に必要な、斬新なスタイルだ」

 「トランプは、イラク戦争(2003年から2012年まで)は、膨大な資産の無駄だった、と明確に語っている。正しい意見だ。 第2次大戦以降、すべての戦争がそうだ。ベトナム戦争(1967年から1975年)は、とてつもない無駄だった。ところが、大手メディアは明らかにトランプのやろうとしていることを、妨害したがっている。(副島隆彦注記。アメリカの大手メディは、グローバリストの手先だ) 私は彼らには反対だ。トランプが、プラスの変化を起こせるように皆で応援すべきだ」

 ――あなたのいうトランプ政権によるプラスの変化とは?

 「例えばロシアや中国、中東、とりわけIS(過激派組織「イスラム国」)への新政策だ。トランプは、テロと戦うためにロシアのプーチン大統領と協調する、と発言しており、これは正しい考えだ」

 ――ロシアが米国にサイバー攻撃した、とされる(辞任する直前までの執拗な、CIAの副長官たちの)発表に対して、監督は疑義を呈していますね。

 「 米国の情報機関について、私は極めて懐疑的だ。米中央情報局(CIA)は 、長年、多くの間違いを犯してきた。キューバのピッグス湾事件(1963年)やベトナム戦
争、イラクの大量破壊兵器問題などだ。米国は、世界をコントロール(支配)したがり、他国 の主権(ソブリーンティ)を認めたがらず、多くの国家(の政府)を転覆させてきた。この国家情報機関のやってきたことを、はっきりと批判し、貶(けな)しているトランプに私は賛成だ。だが、そうした問題は、米国の社会では広く語られない(副島隆彦注記。アメリカ国民の多くは、これらの国家情報危難が世界中で、他国で行っている違法な破壊活動や、指導者殺しや、政権転覆に対して、「我れ関せず」で知らん顔をする)。トランプのCIAなどへの厳しい発言は、これまでの米国のリーダー層が取ってきた態度とは反対の立場となるからだ」

 ――リベラル派が多いハリウッドは反トランプ氏が目立ちます。

 「そのリベラルと呼ばれてきた人たちが、ものすごい他国への介入主義者(インターベンショニズム、interventionism )と化しているんだ。ずっと自分はリベラルだ、と言われてきた(そして本人もそう思っている)ヒラリー・クリントンをみればわかる。米民主党(デモクラット)は、中道右派となってしまっていて、左派(レフト left 、左翼、急進リベラル派)を真に代表していない。

 ――監督。あなたは、米政府による個人情報の大量監視を暴露したCIAの元職員のエドワード・スノーデン氏を描いた新作の映画「スノーデン」を撮ったのはなぜですか。

(副島隆彦注記。 この映画「スノーデン」 “SNODEN”は、日本でも、1月27日から公開される。上映映画館を、極めて限られているだろう)

 「私は、いつも時代に合わせて映画をつくってきた。2013年に、スノーデンのアメリカの情報機関がやってきた違法な活動を暴露したことを知り、衝撃を受けた。米国が監視国家だ、という疑いが真実であり、証拠を伴った確信ものとなった。スノーデンの弁護士の招きで、私はモスクワに行って以来、彼とは9回会って話を聞いた」

 「この映画は、スノーデンの証言に基づいてつくった。彼が、2009年に、(日本の東京の)横田(よこた)基地内で(1年半)勤務していた時、日本国民を監視したがった米国が、日本側に協力を断られた。しかし米国は監視を実行した、とする場面も描いた。スノーデンは、米国は、日本が米国の利益に背いて同盟国でなくなった場合に備えて、日本のインフラに悪意のあるソフトウェアを仕込んだ、とも述懐している。これは他国に対する戦争行為だ。

 これは、あくまで彼が私に語った話であり、確認をとろうにも、私が、米国家安全保障局(NSA、エヌ・エス・エイ)側に連絡して彼らと話すことは認められなかった。

 私は経験上、スノーデンは事実を話していると思う。 米情報機関は映画の内容を否定するだろう。米大手メディアもこの問題には取り合わない。だが、本当は、彼らは、そういう態度をやめるべきで、まじめにこのことをジャーナリストとして考えるべきだ」

 ――米議会は昨年(2016年)、スノーデン氏が、ロシアの情報機関と接触しているとの報告書を出しました。

 「あの米議会の報告書はまったくのたわ言だ。スノーデンには、そういうことをする動機が見当たらない。彼は、米国の情報活動が、米国の安全保障に役立つ形で改善されることを願っている。彼はまず、ジャーナリストたちに情報を提供した。今も表に出て、理想主義的な発言を続けている。この態度は、いわゆるスパイがやることではないでしょう」

 「スノーデンがモスクワに着いた時(2013年6月)、そこを経由するだけでロシアに滞在するためではなかった。モスクワの空港で、ロシアの情報機関の職員から『私たちに出せる情報はないか』と言われ、『ノー』と答えたそうだ。彼はロシアから出国したがった。南米諸国(副島隆彦注記。おそらくパラグアイとか、ボリビアとか)からは受け入れの申し出があった。しかし自分に米政府の手がおよび、自分の安全が確保できそうになかった。結果として、ロシアが最も安全だとなったのだ」

 ――大統領に就任したら、トランプ氏は、CIAの影響で、反ロシアに態度を変えるかもしれないと懸念されていますね。

 「彼がそうなる可能性はある。でもトランプ氏はビジネスマンだ。貿易を好む限り、ビジネスマンは戦争をよしとしません」

 ――トランプ政権下でスノーデン氏はどうなるでしょう。

 「トランプは、スノーデン氏を非難した(副島隆彦注記。情報機関の職員が国家情報をたくさん持ち出したことで)。しかし、大統領に就任後、米国の情報機関がいかに堕落しているかを調べて、知れば、違った感情を持つようになるのではないか。

 ニクソン元大統領は(1971年に)訪中した。レーガン元大統領は(1986年に)ゴルバチョフ旧ソ連書記 長と会談した。トランプ大統領も変わり得る。彼が情報機関の本質を知るにつれ、内部告発者(ホイッスルブロウアー)寄りになっていく可能性はある。

 (ジュリアン・アサンジの)ウィキリークスに情報を提供したマニング上等兵(副島隆彦注記。25年の懲役刑だった)も、最近、(オバマ大統領の辞任前の一斉の恩赦=アムネスティ=で)減刑された。スノーデン氏にもいずれ寛大な措置がなされることを願っている」

 ――あなたは、映画「スノーデン」の制作にあたっては、米国内からは出資が一切得られなかったそうですね。

 「米国のどの映画スタジオからも断られた。資金集めは大変だった。彼らの多くは政府と関係があり、政府の何かの怒りを買うことを恐れて自己規制したのだと思う。この映画の制作にはとても困難を伴った。それでも、なんとか配給(はいきゅう)会社は見つかったが、小さな会社だ」

 ――かつて、監督は、映画「JFK」などで、米大手スタジオ「ワーナー・ブラザース」とよく連携していましたね。

 「今回は、ワーナーにも断られた。米国がテロとの戦いを宣告した2001年以降、米国に批判的な映画をつくるのが難しくなった。そうした映画がどんどん減っている。米軍が過剰に支持・称賛されたり、CIAがヒーローに仕立てられたりする映画やテレビ・シリーズが目立つ。非常に腹立たしいことだ」

 ――今回は結局、どうやって資金を集めたのですか。

 「少額資金をかき集めながら悪戦苦闘した。フランスとドイツからの出資が支えとなった。欧州議会が、EU加盟国にスノーデン氏の保護を求める決議をするなど、欧州は彼に耳を傾けている。2度の大戦を経た欧州は国家による監視を好まない。その危険性も理解している。英国は例外だが」

 ――そうした状況下、あなたは今後も映画制作を続けられますか。

 「先のことはわからない。今は私は、プーチン・ロシア大統領についてのドキュメンタリー映画を仕上げている。だが、商業映画としては、『スノーデン』が私の最後の作品になるかもしれないね。米国では映画制作への協力を得にくくなっている。仮につくるとしても、たぶん国外で制作することになるだろう」

 ――トランプ氏は、彼を批判した俳優メリル・ストリープをツイッターで罵倒しました。今後、米映画業界は萎縮(いしゅく)していくのでしょうか。

 「そうなるかもね。ただ、私はハリウッドの政治とは一線を画している。時に嫌われることもあるが、これまで同様、私は発言し続ける」  

(聞き手・藤えりか)

 Oliver Stone 1946年生まれ。従軍したベトナム戦争を題材 にした「プラトーン(副島隆彦注記。本当は、platoon で、プラツーン、一個小隊、14人ぐらい)」 、「7月4日に生まれて」でアカデミー監督賞。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 拝

by めい (2017-01-26 07:14) 

めい

《トランプ政権てのは,前代未聞の「革命政権」で…・・・「時代の風」と完全にシンクロしている….》!!

前稿http://grnba.jp/index.html#aa01281には、《トランプ政権は,我々の想像を遥かに超えた強力きわまる『軍事革命政権』なのだ./トランプ軍事政権は,ブレナンCIA長官の首を叩き斬ってから,トランプ本人がCIA本部に乗り込み,CIAを完全に傘下に収めた./かくも強力な大統領の出現を,世界は今だに気づいていない.》とある。

   *   *   *   *   *

◆2017/01/28(土)2 前稿はむずかしい内容なので解説せよ!との…
注文に応えます
http://grnba.jp/index.html#aa01282

人事面でのトランプ政権の特徴については,諸所に解説があるが…

 ・ トランプ政権てのは,前代未聞の「革命政権」で…
 ・ 軍人だらけの「軍事政権」で…
 ・ 思想的には「リバタリアン的アナキズム政権」で…
 ・ 経済・財政・資本的には「ゴールドマン・サックス政権」で…
 ・ トランプという時代の寵児・怪物がトップにいて…
 ・ 「時代の風」と完全にシンクロしている….

これほど強力で革命的な人財を網羅した政権は,アメリカ政治史上でも「稀(まれ)」だろう.

前稿では…,
ジョージ・ソロスという稀代の大富豪が,12月のトランプ相場で失敗し,1月の「長期保ち合い相場」でも,効果的な手を打てなかった,ということを書いた.

そのジョージ・ソロスだが…,彼は今,さらに悲惨な事態に追いこまれている,という.

というのは,1月25日,NYダウが「長期保ち合い」を上に抜け,2万ドル台に突入したからだ.

2万ドル直下での「長期保ち合い」で,「買い玉も売り玉もシコっている!」ということを,前稿では書いたが…

「長期保ち合いからの上放れ」によって,「大量のカラ売り玉」が,踏み上げを余儀なくされている,ということだ.

ソロスは,自らも売り建てている「大量のカラ売り玉」を助けることが出来ず…

逆に,いま,踏み上げて「買い埋め」せねばならない事態に追いこまれているのだ.

相場というのは,じつは,『買い手』と『売り手』の「死闘」なのであって…,ソロスは,いま,トランプ政権内の「ゴールドマン・サックス・チーム」に生殺与奪の権を握られてしまっている.

「ジョージ・ソロスなんてのは単に小ズルイだけのインサイダーだ!」と,(たぶん)思っているwwトランプ政権の財務長官・スティーブン・ムニューチン(53)は,ゴールドマン・サックスの金融マンというより,親の代からの生粋の相場師だ.

今回,ジョージ・ソロスは,反トランプに賭けて大量のカラ売り玉を売り建てて,12月トランプ相場に大失敗!

1月の「長期保ち合い相場」でも,株価は下に抜けず(下落せず),逆に,見事な上放れ!

これで…,来週早々は,多少の調整(初押し)が入り,2月は,たぶん,怒涛の踏み上げ相場!

ソロス,破産! こ~ゆ~事態もある,とはNY在住の株屋の予感だ.

トランプ政権は,相場の世界をも制覇してしまっている…,つまり湯田金の牙城でも,政治的・経済的な支配力を強化しているのだ.

こ~ゆ~↑見方・考え方に慣れてないと…,
2月相場には勝てないカラ寝!

「大きな上放れの初押しは,目をつぶって買え!」 鼠~こと.(爆)
飯山 一郎(71)
by めい (2017-01-29 04:44) 

めい

《ついに来るべきものが来た。》!!
《もはや政治家だけで決められる段階は通り越している。/国民が政治に参加し、政治が国民と一体となって、トランプ大統領の米国に対する日本の外交を考える時だ。/・・・/トランプ大統領の理不尽を跳ね返す事ができるのは憲法9条しかない》

   *   *   *   *   *

「日米二国間交渉という悪夢」の再来が現実になった衝撃  天木直人
http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/743.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 1 月 28 日 10:35:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU    

「日米二国間交渉という悪夢」の再来が現実になった衝撃
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/28/post-5965/
28Jan2017 天木直人のブログ

 ついに来るべきものが来た。
 しかも、こんなに早く来るとは衝撃だ。
 日米二国間交渉という悪夢がそれだ。
 今日1月28日の各紙が一斉に大きく書いてる。
 TPPからの永久離脱を宣言したトランプ大統領が新たな日米二国間交渉を要求する見通しが強まったと。
 こうなることは当然の成り行きだったが、かくも早く、トランプ大統領が要求して来るとは、さすがの安倍首相も衝撃を受けているに違いない。
 米国との二国間通商交渉がどれほど理不尽なものか。
 それを一番よく知っているのが外務官僚だ。
 かつて日米経済摩擦が一大外交問題になっていた1980年の終わりから1990年のはじめの頃、対米交渉を総括的に担当していた外務省の北米局長が、我々中堅幹部たちを前にしてこう言った事があった。
 「もはや、米国をまともだと考えて仕事をしているものは外務省でだれひとりいない」と。
 対米従属の権化のような北米局長がそう言ったのだ。
 その時の驚きを私は昨日の事のように思い出している。
 まさしくこれが当時の外務省全体の正直な思いであった。
 それにもかかわらず、その局長は、そして外務省は、面従腹背のごとく日米同盟最優先を言い続けるしかなかった。
 それから30年ほどたって、日米二国間交渉という悪夢が再現されようとしている。
 しかもその悪夢は30年前の悪夢の比ではない。
 あの時は、官僚主導の交渉の余地はまだあった。
 しかし、今度はトランプ大統領がそれを言い出し、自ら安倍首相に迫ってくる。丸呑みさせられてしまうのは明らかだ。
 あの時は、まだ日本経済、企業、国民には体力があった。
 しかし、いまは瀕死の状態だ。
 あの時は、交渉の舞台裏を国民の目から隠し、ごまかせた。
 しかし、いまはトランプ大統領がすべてツイッターで公表する。安倍首相のベタ降りが国民の目の前にさらされる。
 もはやこの国の政治は、与野党が国会で政局に明け暮れている場合ではないのだ。
 挙国一致内閣でこの国難をどう乗り切るか、その対応策を考える時だ。
 いや、もはや政治家だけで決められる段階は通り越している。
 国民が政治に参加し、政治が国民と一体となって、トランプ大統領の米国に対する日本の外交を考える時だ。                 それを実践するのが新党憲法9条である。
 トランプ大統領の理不尽を跳ね返す事ができるのは憲法9条しかない(了)
by めい (2017-01-29 05:04) 

めい

《すでにこの演説はAmerican Carnage Speechと呼ばれはじめている。ある意味、歴史に残る演説として記憶されることになるだろう。まさにケネディやレーガンの就任演説の対極にあるものとして。》
Carnage は「惨状」の意。「傷つき果てた米国の惨状(carnage)は今、ここで終わる」

   *   *   *   *   *

トランプ革命宣言
中山 俊宏
東京財団現代アメリカプロジェクト・サブリーダー
慶應義塾大学 総合政策学部 教授/日本国際問題研究所 客員研究員
https://www.tkfd.or.jp/research/america/e5ncdh?&utm_source=mailmaga_20170202&utm_medium=email

 それはまさに「トランプ革命」の宣言、前代未聞の就任演説だった。正直言って就任演説そのものにはあまり注目していなかった。まあ型通りのことを言うんだろうなと。しかし、いきなり初っ端から裏切られた。それは、「アメリカ・ファースト」と「経済ナショナリズム」の勝利宣言であり、革命への呼びかけのように響いた。

 壇上に集まった歴代の大統領経験者に特に敬意を表することもなく、また米国の建国の理念に訴えかけることもなかった。ワシントンにも、リンカーンにも、誰にも言及することはなかった。そこには、トランプとトランプの支持者しかいなかった。

 誰もが、トランプは自分がこれまで主張してきたことを本当には信じていないだろうと高を括っていたが、この演説によってどうもそうではなさそうだということが明らかになった。

 演説それ自体は、トランプのツイッターをそのまま積み重ねていったような演説だった。一つひとつの文章は短く、格調高い言い回しはほぼ皆無。贅肉を削ぎ落としたというよりも、誤解しようのない剥き出しの言葉が並んだ。それは、保守でも、リベラルでもない、ポピュリズム宣言だった。演説のトーンを一言で言えば、「敵対的」という一言に尽きる。

 ここで描かれたアメリカの姿は暗く、傷つき病んだアメリカだった。トランプは演説途中でこう言っている。「傷つき果てた米国の惨状(carnage)は今、ここで終わる」と。Carnageは、肉片が散らばっているような光景を想起させる言葉だ。就任演説でこのような言葉を聞くとは想像もしていなかった。

 すでにこの演説はAmerican Carnage Speechと呼ばれはじめている。ある意味、歴史に残る演説として記憶されることになるだろう。まさにケネディやレーガンの就任演説の対極にあるものとして。

 確かにトランプは、「惨状」からの出口を指し示しはしている。しかし、その出口は、レーガンが好んで用いた「輝ける丘の上の町」でも、ケネディが呼びかけた「国際的責務」でもなく、ただひたすら閉ざされたアメリカの姿が浮かび上がってくるにすぎない。

 おそらくここで示された世界観は、スティーブン・バノン主席戦略官の世界観が色濃く反映していることは間違いないだろう。その世界観は、オルタナ右翼とも共鳴し合うところがあるといわれる。お決まりの言葉を並べた演説ではなく、あえて分断を煽る。これは明らかに「奴ら」を指差す演説だった。こういう演説をアメリカの大統領がしてしまったことの意味は大きい。

 トランプ政権については、個々の政策に対する懸念も大きい。しかし、それ以上に心配なのは、トランプが大統領として示すリーダーシップのかたちだ。この演説を聞いた限りでは、懸念はさらに深まったとしか言いようがない。

 いうまでもなく就任演説は、政策演説ではない。それは方向性を示す演説でしかない。これから就任演説の世界観を政策に落とし込んでいく過程で、現実との調整を図っていくことになる。多少ラディカルな世界観を持っていても、トランプ大統領が気質的に実利主義者であるならば、その世界観ばかりにとらわれていては、トランプ政権の実態は見えてこないだろう。そのあたりを冷静に見極めていく必要がある。

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by めい (2017-02-03 10:51) 

めい

《トランプ大統領は,米国に壮大な革命を起こそうとしている》

   *   *   *   *   *

◆2017/02/09(木)  トランプ大統領:最大の注目点は…
「革命力」と「アメリカ大変身」だ
http://grnba.com/iiyama/index.html#aa02091

トランプの革命力は↓これで分かるっしょ?
http://grnba.com/iiyama/z/vaccine.jpg
↑ きのこ女史が描いた ↑

トランプは米国と世界に巨大な転換を引き起こそうとしている。就任演説では、米国を支配してきたワシントンDCのエリート層による支配構造をぶちこわせと米国民をけしかけている。トランプは米大統領という、支配層のトップに入り込んだのに、その地位を使って支配層を壊そうとしている。これは革命、クーデターだ。 (『トランプ革命の檄文としての就任演説』 田中 宇)

・これは革命、クーデターだ!と田中宇氏が書いたとおり…
・トランプ大統領は,米国に壮大な革命を起こそうとしている.
・ワクチンに関しても,トランプ大統領の認識は,革命的である.
・トランプ大統領は,口だけで吠えているのではない.
・ワクチンに関して言えば…,ワクチン諮問委の議長にケネディ元大統領の甥,ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏を指名するなど,ワクチン追放運動を着実に進めている. (動画)
・まさしくトランプ大統領は,アメリカ衰退・衰亡の気配が濃厚になった。今,アメリカを建て直すために,現れるべくして現れた革命家なのである.

「トランプなんて嫌いだ!」 「孫正義なんてゆ~朝鮮人も嫌いだ!」 などと,好きだの嫌いだのという個人的な感情でモノを言うシトは,物事の本質が丸で認識できない阿呆だ.アナタは好きだの嫌いだのと言うが…,それが何?これで↑議論は終わりだ.「トランプのワクチン追放はE~が,外国人の入国停止は悪い!」などと,アナタが幾らリキんでも,トランプの革命的な政治過程は粛々と進んでいく.こ~ゆ~ことだ.

「好き嫌い」 「善い悪い」 「あ~すべき,こ~すべきでない(当為論)」.この三つを意識して排除するヒトの考え方・思想・哲学こそが,本物!鼠~ことだ.ぐっちーさんやNYの佐藤さんなども,トランプを論評するのに,「好き嫌い,善い悪い」という個人的な趣味感覚で書いている.だっから,彼らは何も見えない.

しかし,マスコミが書きまくる「善い悪い」の論評は,違うからな.つまりマスコミは,トランプ革命を何としてもツブしたい!という既存の支配層の手羽先である!鼠~ことだ.だっから,マスコミのトランプ叩きは,ほんとうに悪い!ワシは,今のマスコミが大嫌い!蛇.

飯山 一郎(71)

by めい (2017-02-10 04:10) 

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