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副島理論の検証(2)「損得の視点」を超えるもの [副島隆彦]

金正恩20180607232935b9a.jpg今朝の「文殊菩薩」に金正恩のいい写真が掲げられていた。一方副島氏は、「重たい掲示板」に「[2325]北朝鮮爆撃は、先に延びたようだ。」と書いた中で口を極めた金正恩批判。いわく、《金正恩は、この「段階的に、相互的に、核兵器を廃絶する」ということに、賭けている。この段階的な非核化(ひかくか。ディーニュークレアライゼイション)で、トランプを、騙(だま)くらかして、自分の核保有と、さらには、経済制裁の解除と、国際社会で、自分が名誉ある地位に就こうと考えている。何という、厚かましい男で、デブのカリアゲであることか。それが世界で通用すると思っている。》

副島氏は現状は、こうだと、それで構わない。私は、何十年も、堪えに堪えて、ただひたすら、日本国民の利益となるように、自分の言論と、知識、思想が、世界基準(ワールド・ヴァリューズ world values )のものの、日本国内への供給、供与となっていれば、それでいい、と覚悟を決めている。/ だから、北朝鮮の核兵器の 廃棄の問題と、今の金正恩体制を打ち倒して、もっと穏やかな体制に作り替えるべきだ、という私の理論の骨格は、わずかにも変更はない。/私は、今のまま、突き進む。》と意気込むが、私には、世界は副島氏の理解を超えたところで動き出しているように思える。いまそれをリードしているのが金正恩とトランプだ。だからこそ、世界は6月12日の米朝首脳会談を固唾をのんで見守っている。 

私は10年以上前、2年か3年「副島学問道場」の会員だったことがあり、「重たい掲示板」に「『損得の視点』を超えるもの」と題して、「レイシオ」一辺倒への異和を書いたことがある。それに対して副島氏からの反応もあったが、必ずしも私の思いが伝わったとは思えなかった。おそらく、その「伝わらないところ」が、副島氏の世界理解を超えたところなのだと思う。

「『損得の視点』を超えるもの」を一口で言ってしまえば、吉本隆明言うところの「関係の絶対性」。周さんの言葉を借りると「人間はどのようにも選択できる意志を持っている。だが、人間と人間との関係が強いる絶対性の前にはそれらの意志も相対的なものなのだ。」要するに、おのれ自身の判断どうこうよりも、人と人との共感如何の方に重きを置いて人間は生きているのです、ということ。副島氏の個性はそれなりに稀有な個性で得がたいものであり、そこから刺激されることも多いが、ここにきて、副島氏自身自覚しなければならないほど、その限界が見えてきたのではないか。

(「関係の絶対性」は、「ミラーニューロン」の発見によって生理学的に裏付けられたと考えます。私は「関係の絶対性」を「共感の体系」と言い換えてみました。)

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