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藤沢周平著「漆の実のみのる国」を読んで(承前) [上杉鷹山]

『漆の実のみのる国』を読み進める中、「開運なんでも鑑定団」に山田方谷の書が出たのを観た。本物だが傷みがひどいので5万円の評価だった。鑑定士の田中大さんは、「山田方谷が素晴らしいのは上杉鷹山が50年以上かかった改革をたった10年足らずで成し遂げたこと」とコメントした。鷹山公の名前が出たことをうれしく思いつつ、10年と50年の差を思った。考えるに山田方谷は、主君である備中松山藩主板倉勝静(かつきよ)に勘定奉行に任ぜられた財政家としての働きであった。対して鷹山公は、君の立場で臣を動かしての財政改革であった。藤沢周平が描こうとしたのは、「明君」としての成功物語ではない。臣とともに厳しい藩政に取組む等身大の鷹山公だった。行きつ戻りつ煩悶しつつの藩政改革であった。いつになっても到達点の見えない50年の歳月の一端だった。一方方谷はといえば、君板倉勝静は、鷹山公を「三百諸侯中随一の名君」評価した白河藩主松平定信の孫である。鷹山公と方谷はほぼ半世紀の年代差、方谷にとって鷹山公はたしかな指標として意識されていたにちがいない。方谷には到達点が見えていたのである。鷹山公の業績あっての方谷であったように思う。


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日本最初の渡来仏像「善光寺如来」は置賜に在る!? [熊野大社]

善光寺五鈷杵.jpg

山形新聞毎週月曜日連載の「ふるさとの文化財」、今週(1/30)は米沢市・法音寺の「金銅五鈷杵・金銅五鈷鈴」だった。《米沢市御廟I丁目にある法音寺は上杉家の菩提(ぼだい)寺で信州善光寺(長野市)から伝わったという善光寺如来を秘仏として祭る。如来尊善光寺の本尊とされた貴重仏像だが、上杉謙信と武田信玄による川中島の合戦(1564年)の際、戦火を避けるために謙信が保護、後に上杉景勝が米沢に移したとされる。この如来尊と一緒に伝来した善光寺如来尊付属宝物があり、その一部が密教法具の金銅五鈷杵と金銅五鈷鈴。》とある。この機に「善光寺如来を秘仏として祭る」ことの重大さをあらためて認識すべき時であると思う。なぜなら、6世紀(BC552)、百済の聖明王より欽明天皇(539-571)に仏像や教典などが贈られた事実をもって日本への仏教伝来とされるが、その時の仏像がその「善光寺如来」なのである。「貴重仏像」その極みである。その後仏教受容をめぐって蘇我対物部の争いが起り、物部氏ら廃仏派によって難波の堀江に捨てられていたのを、信濃の本田(多)善光(若麻績東人とも)によって拾われた。信濃に運ばれて自宅に安置していたが、後に皇極天皇(女帝/642-645)によって善光寺が建立され、その御本尊として安置されるようになったと伝えられる。『善光寺縁起』に皇極天皇が地獄に堕ちていたのを善光が現世に呼び戻したという話があります。善光とは善光寺を創建した人です。/蘇我氏と物部氏が仏教導入で争い、難波の堀江に捨てられた仏像を信濃に持ち帰ったのが本田善光です。ところが、善光の長男の善佐が突然亡くなります。悲嘆にくれる本田夫妻を、阿弥陀如来(難波の堀江から連れ帰った仏像)が不憫に思い、地獄の閻魔に命令して、善佐を蘇らせることになりました。/善佐は「この世」へ戻る道すがら、“鬼に引き立てられて地獄へ堕ちていく高貴な女性”とすれ違います。尋ねると、なんとそれは皇極天皇でした。生き返った善佐から話を聞いた善光は、阿弥陀如来に女帝の助命を願います。そしてめでたく女帝は蘇生されました。皇極天皇は善光・善佐の手柄を褒め称え、善光の家の場所に、立派な如来堂を建立する詔を発せられました。これが「善光寺」の始まりです。http://blog.livedoor.jp/mappkakr-kaikatudo/archives/67441112.html


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「日本はもう一度敗戦を迎える」 [現状把握]

怒濤の如きトランプ攻勢。この中で「2度目の敗戦」という言葉が現実味を帯びだしている。


まず、気鋭の学者の予言通り安倍対米外交で「2度目の敗戦」http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198455
 (2017128日 日刊ゲンダイ)の記事。

『永続敗戦論』の白井聡氏

《「おそらく米国は2国間FTA(自由貿易協定)で、日本国民の有形無形の富を吸い上げる姿勢をより鮮明にしてくる。今の政府はそれを押し返せやしないし、その意思もない。むしろ無理な要求でも全てのんでいくことが国益になると思っている節すらある」》《「おかしいのは、日本では常に議論が逆立ちしていることです。「米国がどうなりそうだから」という話ばかりで、「我々がどうしたいのか」という議論が一切ない。本来、「我々がどうあるべきか」が先でしょう」》

経済評論家・斎藤満氏

《「トランプ大統領は、あらゆる国に対して、力ずくでアメリカに有利な“2国間協定”を結ばせるつもりです。“日米FTA”を締結したら、日本が大損害を被るのは確実です。まず、自動車がターゲットにされるのは間違いない。日本との自動車貿易を“不公平だ”とやり玉に挙げています。さらに、TPPで関税引き下げに合意した牛肉や豚肉など農産物の関税撤廃も求めてくるでしょう。要警戒なのは、日米FTAに“為替条項”をねじ込んでくる可能性があることです。『2国間交渉では為替操作を厳しく制限する』と口にしている。日本は、自動車などの個別品目だけでなく、円高までのまされかねない。日米FTAを結んだら、日本経済は一気に冷え込む恐れがあります」
》

立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)

《「安倍首相はアメリカしか見ていない。歴代の首相も対米従属でしたが、それでも多少は戦略的でした。米軍に軍事を任せて経済に集中しようなどと計算していた。ところが、安倍首相はなにも考えずにアメリカに従っている。アメリカファーストのトランプ政権は国益をムキ出しにしているだけに、日本は骨の髄までむしり取られますよ」》

記事の結論

《このまま安倍首相に日本のかじ取りを任せていたら、日本は2度目の敗戦を迎えてしまう。》


二国間協定の恐ろしさについては、天木直人氏の「日米二国間交渉という悪夢」の再来が現実になった衝撃http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/28/post-5965/28Jan2017)の記事で気づかされた。

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藤沢周平著「漆の実のみのる国」を読んで [上杉鷹山]

漆の実のみのる国.jpg

上杉博物館で開催されている「上杉鷹山と学びの時代」展を見て、小関悠一郎著『上杉鷹山と米沢』を読んだら、つぎにどうしても『漆の実のみのる国』が読みたくなって、まったく新品同様帯付函入布貼の単行本11円送料257円上下合わせて516円を購入して、読み終え、アマゾンにレビューしてきました。


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鷹山公の実像に近づけた思いがする


一昨日(平成29126日)が没後ちょうど20年、亡くなったその年5月の刊行、藤沢周平さんの絶筆である。当時連載されていた「文藝春秋」の編集者に渡された原稿用紙6枚が最後の第37章。場面はまず、隠退していた莅戸(のぞき)善政の再起用によってようやく本格的な藩政改革がその緒につこうとしている時、いまだ改革ならぬ寛政3年(1791)、鷹山公41歳。そして迎える最後の段、時は一挙に文政5年(1822)、鷹山公最晩年の72歳。原稿用紙にして残り2枚足らず、著者渾身の力を振り絞るようにして、『漆の実のみのる国』の書名に込めた思いの一端が明かされる。決して成功したのではない漆の栽培がなぜ書名となったのか、不審に思いつつ読み進めてきた読者に、余韻を残して「(完)」となる。


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見事なトランプ大統領就任演説分析(田中宇氏) [現状把握]

昨日読んですぐ、《トランプ大統領出現の意味の見事な解明です。スッキリわかります。》と書いて、必見!オリバー・ストーン監督『スノーデン』のコメント欄にメモりました。トランプ大統領の就任演説について、的外れなマスコミ報道にうんざりしていたところでした。田中宇さん、さすがの分析です。何度も読みたくて、また多くの方に読んでもらいたくて記事にしました。かなりの長文なので、読み通すには覚悟が要ります。太字だけたどっていけばおおよそ要旨はつかめるようにしたつもりです。誰もトランプ革命について語らず、自国のひどい官僚独裁政治にすらほとんど誰も気づいていない浅薄な日本から見ると、米国はラディカルで強烈ですごいと改めて思う。》で締められていますが、ほんとうにそう思います。どうすればいいのでしょうか。

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田中宇の国際ニュース解説
無料版 2017124

http://tanakanews.com/

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トランプ革命の檄文としての就任演説

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 まず書こうとすることの概要。トランプは米国と世界に巨大な転換を引き起こ

そうとしている。全体像が膨大で分析が間に合わないので、とりあえず今回は

ランプの大統領就任演説を分析する。演説は、米国を支配してきたワシントンDC

のエリート層による支配構造をぶちこわせと米国民をけしかけている。トランプ

は米大統領という、支配層のトップに入り込んだのに、その地位を使って支配層

を壊そうとしている。これは革命、クーデターだ。支配層の一員であるマスコミ

は、就任演説を否定的にとらえ、趣旨をきちんと報じない。リベラル派は反トラ

ンプ運動を強めている。おそらくトランプ陣営は、意図的に対立構造の出現を

誘発している。概要ここまで。以下本文。

http://www.independent.co.uk/news/world/americas/donald-trump-inauguration-speech-transcript-text-full-read-a7538131.html

Donald Trump inauguration speech: Read the full transcript

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天皇のお言葉(4)『天皇「生前退位」の真実』を読む  [思想]

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高森明勅著『天皇「生前退位」の真実』を読んで、アマゾンにレビューしてきました。


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「御意のままに」


「譲位を認める典範改正によって、天皇はいつでも勝手に天皇を辞めることができるようになる」という論を”上から目線”としてしりぞけ、《皇室の存在は天皇や皇族方強い責任感、使命感によって”こそ”支えられているのであって、その自由を「封印」しているからではない》のだから、《圧倒的多数の国民が譲位へのご希望を受け入れているのも、陛下のご判断への健全な信頼があるからだ。この場合、あるタイプの知識人の妄想より庶民の直感の方がはるかに正しい》144p)とする。後付けの理屈ではなく、庶民の直感レベルにとっての「天皇」という存在、それが第一義なのである。


大相撲初場所初日、帰られる両陛下を見送る国技館観衆の姿とそれに応える両陛下のご様子に胸を熱くした。一昔前、二昔前に比べてどうであろうか。ここまで両陛下と国民の間に心が通い合うには、「象徴たるべき」両陛下の並々ならぬ努力があったことをわれわれは知るべきである。《ところで、GHQの意図以上におとしめられ、もっぱら消極的・否定的な概念として扱われてきた「象徴」という言葉を、極めて積極的・肯定的・能動的な概念として位置付け直された方がいる。鮮やかな概念上の”逆転”劇と言ってよい。その方こそ、ほかでもない天皇陛下ご本人だ。》207p)この書の中で最もドラマチックな件(くだり)である。《もともと”押し付け”られたはずの「象徴」天皇のあるべき姿を、妥協なく徹底して追求する。そのことで、かえって「天皇の伝統的在り方」の最も大切な部分が現代によみがえる。壮大な歴史のパラドックスだ。》242p)天皇はこのことを「論」ではなくまさに生身の「御姿」をもって私たちに示された。88日のおことばはその生身の「御姿」をもってお示しになられたおことばである。真摯に、そして直(すなお)にそのままに、受けとめるべきである。この著の帯に言う。「御意のままに。」



菊地和博先生、茂吉文化賞受賞祝賀会 [青苧]

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南陽市古代織の伝統を守る会のメンバーでもある菊地和博先生の茂吉文化賞受賞祝賀会に、川合ひさ子さんと共に参列してきました。菊地先生、学者である前に仕掛人としての才能がすごい人です。平成169月の第一回を皮切りに何回か開催することになった「青苧フェスティバル」も、もとはと言えば菊地先生の仕掛けでした。うまく乗せられたわけですが、仕掛けてもらわなければ何も始まらなかったわけで、茂吉文化賞も、県内各地でのそうした仕掛けの数々に対する授賞の意味もあるはずです。受賞理由は「1.山形県文化財保護審議会副会長をはじめ、東根市・米沢市・南陽市・上山市の文化財保護審議委員として県内各地の文化財保護を指導・牽引している。/2.専攻は民俗学で、民俗芸能論・地域伝承文化論など多岐にわたり、全国的に活躍している。広いフィールドでの活動により、人々により伝承されてきた技術や芸能、行事や信仰を学術的に裏付け、民俗芸能を幅広く認知させ、保護・普及に貢献している。」南陽市文化財保護審議会委員もしておられます。祝辞の中で授賞決定までの経緯が語られましたが、ずーっと60歳代の授賞はなかったとのことで、67歳ではまだ若すぎるとの議論があったそうですが、祝賀会の300人近い参列者に見られるように、菊地先生のまわりに自ずと形成された人脈の広さ、深さが授賞へと押し上げたのだと思いました。「自ずと」というところが菊地先生の菊地先生たるところで、人柄の良さです。司会の高橋まゆみさんが孫さんから聞き取った話を披露してくれましたが、「じいがこんなにすごい賞をもらう人だとは知らなかった!」とのことでした。菊地先生、ほんとうにおめでとうございます。


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必見!オリバー・ストーン監督『スノーデン』 [現状把握]

トランプ大統領の出現がそうさせているのか、時代は堰を切ったように「事実」が溢れ出し「真実」が白日の下に曝されようとしている、そんな気がします。映画「スノーデン」のオリバー・ストーン監督、真実を知ろうとする岩上安身氏の質問に、涙を浮かべんばかりにして、今語らずにはいられないとばかりにまくしたてる様子が感動的です。英語を聞き取る力が欲しいとつくづく思いながら聴いていましたが、通訳の方が(多分)見事に対応してくれています。衝撃的な内容です。


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映画「スノーデン」のオリバー・ストーン監督がIWJ岩上氏の質問に激賞「この部屋で目覚めている人がいて、とても嬉しい」

http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/396.html

投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 1 月 19 日 21:10:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU


映画「スノーデン」のオリバー・ストーン監督がIWJ岩上氏の質問に激賞「この部屋で目覚めている人がいて、とても嬉しい」

http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/26064
2017/01/19 健康になるためのブログ

映画「スノーデン」公式サイト

岩上安身の質問に名匠・オリバー・ストーン監督が呼応!

今日は私から、『プラトーン』『7月4日に生まれて』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』などの作品で有名な名匠、オリバー・ストーン監督と岩上さんが意気投合した!というちょっとワクワクするニュースをお知らせします!

 昨日1月18日、最新作『スノーデン』をひっさげて来日中のストーン監督が都内で記者会見を開き、記者として参加した岩上さん。司会から質問が募られると真っ先に挙手し、トップバッターでストーン監督に鋭い質問を投げかけました。

 それまで椅子に身体を深く沈め、「取材詰めで『カロウシ』(過労死)状態だ」などと発言するほど疲れてきっていた様子の監督。さんざんつまらない質問ばかりを受けてきたのでしょうか、岩上さんが質問するや否や、みるみると生き返るように、通訳無視で怒涛の勢いで話し始めたのです。まさに、ダムが決壊した、ごとく。

 まず、ストーン監督は岩上さんに対し、「この部屋で目覚めている人がいて、とても嬉しい」と謝意を述べました。「目覚めている」という言葉の真意ははっきりとは分かりませんが、岩上さんのように核心をつく質問をした記者は、これまでアメリカにもヨーロッパにもいなかった、というのです。


オリバー・ストーン監督最新作 映画『スノーデン』記者会見

映画『スノーデン』 予告編 

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佐々泉太郎著『病棟婦長命令第三号』を読む [田島賢亮]

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もう一年になるが、田島賢亮先生の御子息から著書の贈呈を受けていた。田島先生についての文章を載せていただいた「芸文なんよう」を差し上げてのことだった。なかなか読めずにいたのだが、昨年暮れに『みかづき』を読んで以来ちょっと小説づいており、その勢いで読み終えてアマゾンにレビューした。佐々泉太郎(筆名)著『病棟婦長命令第三号』


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 著者は田島賢亮先生の子息で医師。


 この夫婦どうなるんだろうと、わが身に寄せつついささかハラハラもしながら読んでいたのだが、ノラ猫が起点となって思いがけない展開となる。


《嫌がるノラを毎朝光江と二人で押さえ付け排尿させた。猫嫌いの光江が手伝ってくれるのだ。魁は、魁と向かい合い膝に載せた座布団にノラの頭側半分を押さえつけてくれる光江の額を見ることになるが、嫌々手伝っているという様子ではない。終わると茶を淹れて持ってくる。こんな時、魁は結婚していて妻がいるということを実感する。若かった頃のいろいろのことが遙かに遠ざかって、僕は光江と二人きりの空間にいる。自分の人生はこれでいいんだ。僕にとって、人生ってこんなものなんだ。》このあと、それまで関わり合った、それぞれ印象深く描かれた何人かの女性の名前とともに《みんな「山の彼方の空遠く」だなあ・・・》276p)。それぞれの関わりはたしかに「純愛」というにふさわしい。


 ひとりの良心的医師のビルドゥングスロマン(自己形成小説)だが、亡くなった妻に《「・・・君は一番美しかったよ、一番好きだったよ」》337p)と涙を流しながら言えるようになるまでの物語でもある。


 手元にあるけどまだ読んでないという知人に、「夫婦のためにとてもいい小説だから」とぜひ読むことを薦めたところです。


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やまがた再発見 芳武茂介(下) 山形新聞  [芳武茂介]

芳武茂介(下).jpg今朝1月15日の山形新聞、「やまがた再発見 芳武茂介(下)」。芳武さんの業績について、これ以上ないと言えるほど突っ込んだ貴重な論述。人間国宝高橋敬典さんから取材した内容もある。岡部氏は芳武先生についての年期の入った研究者なのだろう。平成23年に結城記念館で「芳武茂介展」開催の折、記念館で講演されたことがある。平成17年に山形デザインハウスで開催された「芳武茂介展」パンフレットに山形美術館学芸課長として今回の原型をなす文章を寄せておられた。今回、宮内公民館にも足を運ばれての取材だった。

宮内公民館には「芳武茂介 絵画・デザイン展示室」があります。数日前、久しぶりに入ってみたらきれいに整理なって展示されていました。最近、建築関係という方が訪ねてこられて熱心に観ていかれたそうです。今回の記事がきっかけとなって多くの方に見ていただきたい展示室です。小さな一室ですが、芳武さんからいただいた貴重な書籍、図録等も数多く保存されており、観る人が観れば宝の山のはずです。
6-DSCF6259.JPG3-DSCF6194.JPG2-DSCF6192.JPG4-DSCF6196.JPG8-DSCF6226.JPG

↓山形新聞、読み取らせていただきました。

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