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mespesadoさんの経済談義(14)十分「いい世の中」なのに・・・ [mespesadoさんによる1億人のための経済講]

十数年前に比べたら、仕事は楽になって時間の余裕もあるし、借金だってずっと少なくなっているし、子ども達はそれなりに目処が立っているわけだし、それでも相変わらず治らない「たいへんだ、たいへんだ」の口癖。mesさんが言ってくれました。「モノを生産してるのは実は機械なんだから、人間は労働で無理をしなくたっていい。」「消費のための収入はすべてが労働の対価として得るオカネだけである必要はない」「オカネはモノやサービスを取引するための単なるツールにすぎないのだから、オカネに執着する必要はない」と皆が思い直すだけで、ずいぶん世の中が気楽になるはずです。》

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831 名前:mespesado 2018/06/19 (Tue) 22:36:25 host:*.itscom.jp
>>819 伊吹さん
> 日本の低所得者や殆どの庶民は本当にお金が無いし貧しい暮らしをして
> います。

> 日本国の経済状態と生活レベルが見合っていません。

> 日本は生きているだけで罰ゲーム(税の奴隷)、子供が増えればさらに
> 負担増

> 多くの日本人はお金が足りず貧乏な暮らしをしていますし、明るい未来
> を信じていません。
> 思いやりのない発言がどんどん増えている様にも感じています。

 確かに日本人の平均所得はピークだった頃よりだいぶ下がっていますし、小泉改革以来の中流層の崩壊は復旧していないし、若者が収入不足で結婚できない、などという状態が続いていて、おっしゃるとおり、日本人の生活水
準は日本の経済状態に確かに見合っていません。
 ですが、

> みなさんは日本政府や日本人はどうあるべきとお考えでしょうか。

 こういう「べき論」はダメです。私たちがいくらこうする「べきだ」と主張しても、民主主義の日本では、多くの人がそう思わないからこそ今のような世の中になっているわけです。
 ですから、まず「~すべきだ」と主張する前に、何で日本は上に掲げたような世の中になっているのかという理由を突き詰めて考える必要があります。
 で、その答は非常に単純です。
 世の中が供給過多になったにもかかわらず、供給不足の「日本が本当に貧しかった時代」に適合した道徳観を皆が持ち続けていて、そのために「日本が本当に貧しかった時代」に適合した経済のルールを(現状においては明らかに不合理であるにもかかわらず)温存するように皆が行動しているからです。
 まずその第一は、「働かざる者食うべからず」の掟。
 もちろん、「皆が怠けて遊び惚ければいい」と言っているのではありません。日本人は「我慢は美徳」だと思っているので、収入に比べて労働がきつくても「自分が悪い」と思って「我慢」してしまうので、これでは労働条件は厳しくなる一方です。「モノを生産してるのは実は機械なんだから、人間は労働で無理をしなくたっていい。」「消費のための収入はすべてが労働の対価として得るオカネだけである必要はない」「オカネはモノやサービス
取引するための単なるツールにすぎないのだから、オカネに執着する必要はない」と皆が思い直すだけで、ずいぶん世の中が気楽になるはずです。

 また、一般庶民はこれでいいですが、情けないのは為政者のオカネに対する見識の浅さです。未だに日本の財政赤字であることを心配する国会議員がほとんどですし、緩和政策を理解するごくわずかな国会議員も、税金が国家の収入なんかじゃなくて通貨の回収に過ぎないこととか、日本はオカネを刷り過ぎてもインフレにならないことをどれだけわかっているのか疑わしい限りです。
 要は、日本の一般庶民「クソマジメすぎて必要もなくなったことにも義務感を持ちすぎてしまっている」ことと、為政者レベルの人「(見識という観点で)頭が悪い」ことがその根本原因だと思います。これは、国家機構だけでなく、ほとんどの企業についても(特に大手企業)言えることじゃないかと思います。
 ですから、こんな状態の下で、何をしたらよいか、特に自分にできることは何か、その何をしたら、少なくとも自分自身はこのしがらみから自由になれるか、その方策を考える方が、「日本人は~すべきだ」などという、実現するあてもない「べき論」ばかり叫んでストレスに埋もれるよりずっと楽しいと思います。

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