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青苧フェスティバル&創作紬展(6)大盛況でした [青苧]

シンポジウムDSC_0700.jpgシンポジウムDSC_0699.jpgもうそろそろ店じまい、これが最後、そんな気持ちでスタートしたこのたびの「青苧フェスティバル&創作紬展」ですが、どうも天がそれを赦さなかったようです。天気予報ではひょっとすると大雪の予想、それが大きく外れて小雨はあったものの、ちょっと出かけるには不都合無し。なんといってもマスコミの威力、度重なるNHK、NCVでの放映、山形新聞は2度掲載、朝日にも出ていたとのこと、庄内から駆けつけていただいた方もありました。民話とシンポジウムの集いは50並べた椅子に30ほど追加、前が空いていたので70名位か。展示ギャラリーの芳名簿は約200名、用意したパンフレット300部もほとんどなくなりました。松橋さんの創作民話口演「青い糸」、一週間前になってあらためていろいろ注文つけたのですが、見事に松橋ワールドが出来上がっていました。みんなその世界に浸りきって集中して聴けました。シンポジウムも盛り上がりました。「ゼニカネ抜きに」がキーワードでした。「青苧を文化遺産に」「若い世代にも伝わる言葉で底辺拡大を」「青苧に取組む他地域(新潟県からむしネットワーク)との連携を」などの意見が出されました。また、菊地先生からの情報、「山形の青苧と宮古島の青苧のDNAが同じ、上杉茂憲が沖縄県令のとき山形の青苧を宮古島に持ち込んだのでは」の話には聞いたときゾクゾクしてきました。ネットで調べると宮古島上布には17世紀以来の伝統があるようで、山形青苧移入説は当たらないようですが、直江兼続の越後から置賜への青苧移入とも考え合わせて、「ものがたり」として実におもしろい。今日平教場の合同発表会で上杉茂憲公の「戊辰討庄先鋒細声駅述懐」を吟じようとしている私にとって、まさにシンクロニシティ体験。花工房での打上げもおおいに盛り上がりました。古代織伝統を守る会の会員のほか、花工房に集う面々によるボランティア、大はたらきでした。

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青苧フェスティバル&創作紬展(5)本日、民話口演・シンポジウム  [青苧]

DSC_0696.JPG昨日は9時のオープン早々、NCVとNHKの取材、NHKは早くも昼のニュース、ラジオ・テレビで報道、その効果抜群で多くの方にご来場いただきました。NCVも夕6時のニュース、トップで報道、NCVはキャラクターも来ていただいての念入り取材で、後ほど5分位にまとめてあらためて放送とのことです。

今日10時〜12時、民話口演、シンポジウムです。今日の討論次第で南陽における青苧の将来が決まります。無心で臨みたいと思います。

青苧パンフA4冊子P7.jpg青苧パンフA4冊子8P.jpg


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青苧フェスティバル&創作紬展(4)必見!です [青苧]

創作紬DSC_0675.jpg今日9時から明日5時まで、なんようシェルター展示ギャラリーで「青苧フェスティバル&創作紬展」です。青苧フェスティバルは6回目になりますが、今回開催のきっかけは川合ひさ子さんが織り貯めた作品を一堂に展示して多くの方に観ていただきたいということから始まりました。「・・・&創作紬展」が肝(きも)です。パンフレットの前書き「青苧フェスティバル&創作紬展開催にあたって」に、《もうひとつ、創作紬展をじっくりご覧下さい。材料は青苧ではなく絹ですが、まさに時間や金の計算抜き、やりたいことに集中して完成させたその永年の成果です。》と書きましたが、昨日展示なったのを見て、黙々と積み重ねてきた成果にほんとうに驚きました。仮縫いされた着物12作品が披露されています。古稀を迎えた川合ひさ子、半世紀の集大成、圧巻です。ぜひ足を運んで下さい。

紫式部DSC_0684.jpg「紫式部」は貝紫で染めた作品です。貝紫をこれだけふんだんに使って染めた着物というのはおそらくこれ以外存在しないと思います。どうしてそれが可能だったのか、川合さんに直に聞いてみて下さい。右下は高円宮妃殿下にご覧頂いた時の写真だそうです。

全景DSC_0676.jpg青苧製品DSC_0678.jpg青苧の工程DSC_0677.jpg










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青苧フェスティバル&創作紬展(3)青苧の可能性 [青苧]

世の中は、なんでもタダになる方向に向かっている、そう思っています。(『限界費用ゼロ社会』(1)「希望」が「確信」に変わる30年後の置賜(「光の子」原稿)プラチナ構想ネットワークinおきたま シンポジウム(承前)等で書いた通りです)マドモアゼル・愛さんの文章を読んで、青苧(=イラクサ)はそのことのシンボル的存在なのかもしれないと思うようになっています。青苧はどこにでも生えています。10年位前宮内公民館での青苧フェスティバルのとき、近所の古老が青苧の写真を見て「それなら菖蒲沢にいっぱいある」と言って、取ってきてくれたことがありました。9月22日の市民大学講座現地研修で池黒の皇大神社に行ったら石段の下に生えていました。元来わざわざ栽培しなくてもタダで手に入るのです。それに手をかけることで、値段をつけると一反何百万円もの布になる。宮古上布shopping.jpg(マドモアゼル・愛さんが「何千万円」という根拠は不明)特殊な人しか手に入れることの出来ない高嶺の花です。金に換算されたとたん、青苧も特別なものになってしまいます。 そこで「金換算」というわれわれに身についた習い性を取っ払ってみるのです。青苧は「刈って、剥いで、削いで、裂いて、績んで、染めて、織る」その一連の工程、手間ひま惜しまずやる気になれば全部ひとりでできてしまいます。金換算をやめて、何をしたらいいかわからない人が取組むには最高の仕事になるはずです。そのことに気づいて、ポスターとチラシを持って社会教育課長に行ってきたところでした。商工観光課、農林課主導で始まった南陽市行政の青苧への取組みは挫折しましたが、社会教育の観点から青苧を考えるとすごい可能性が開けてくる、そう思います。以下、チラシの裏面に書いた文です。

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青苧フェスティバル&創作紬展(2)青苧(苧麻、イラクサ)のすごさ [青苧]

からむしの呼び名.jpg平成16年の3月に「大麻以上!」と言われて、どうする!? 青苧の題で、マドモアゼル・愛さんがイラクサに注目した記事を紹介したことがありました。その後さらに2回にわたって同趣旨のことを書いておられるのに気づきました。愛さんの言う「イラクサ」はわれわれが言う「青苧」とほぼ同じと考えていいと思いますが、青苧と「ギ酸」の関連については調べが必要です。青苧はごくありふれた植物なので、いろんな呼び方があります。平成25年の「青苧フェスティバル」パンフに「からむしの呼び名」表が載っていました。(出典「よみがえる南陽の青苧」

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青苧フェスティバル&創作紬展(1)ここまでの歴史 [青苧]

12月開催の青苧フェスティバルのポスター、チラシができました。

青苧フェスチラシA4たて_表面 [更新済み].jpg青苧フェスチラシA4たて_裏面 [更新済み].jpg

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多勢久美子さん「来陽」! [青苧]

2-DSCF8358.JPG4年前、70歳を過ぎて新たな人生を歩みたいと、島根県松江の大根島にひとりIターンして行ってしまった多勢久美子さん。シェルターなんようホールで21日公演のオペラ「夕鶴」にあわせての「来陽」。その予定を聞きつけて川合ひさ子さんがお願いして実現した花工房での民話口演に行ってきました。相変わらず、というより、島根に行ってもひっぱりだこのようで、さらに磨きがかかった語り。その場の雰囲気に合わせてその時その時の内容ですが、これから始めないと調子が出ないという「鶴の恩返し」からはじまって、聴衆のほとんど女性なので嫁しゅうと話を中心にたっぷり聴かせていただきました。多勢さんは、カメラがあると気になって語りに影響するといやがりますが、名人芸の域、きっちりした記録が必要です。次の来陽は、マミーコール40周年の6月だそうです。

島根のマスコミが多勢さんを紹介しています。しまねの人 山形弁で届ける笑顔 宝物 (朝日新聞)/昔話26年、Iターンの語り部 多勢久美子さん(毎日新聞)

5-DSCF8364.JPGしめくくりは秋田県由利本荘市豊島カヨ子さんの詩の朗読。豊島さんは秋田での口演の折知り合った方。林業農家に嫁いで必死でがんばったのに、せっかく育ったころには外材に押されて需要激減、そのころから詩を書くようになったとのこと。最初にもらった「本音」と、あとで送ってもらったという「今が一番」の朗読だったのですが、「今が一番」の方デジカメで撮らせてもらったのでyoutubeにアップしました。https://www.youtube.com/watch?v=2fQoLM7zE78

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菊地和博先生、茂吉文化賞受賞祝賀会 [青苧]

菊地和博先生290122.jpg

南陽市古代織の伝統を守る会のメンバーでもある菊地和博先生の茂吉文化賞受賞祝賀会に、川合ひさ子さんと共に参列してきました。菊地先生、学者である前に仕掛人としての才能がすごい人です。平成169月の第一回を皮切りに何回か開催することになった「青苧フェスティバル」も、もとはと言えば菊地先生の仕掛けでした。うまく乗せられたわけですが、仕掛けてもらわなければ何も始まらなかったわけで、茂吉文化賞も、県内各地でのそうした仕掛けの数々に対する授賞の意味もあるはずです。受賞理由は「1.山形県文化財保護審議会副会長をはじめ、東根市・米沢市・南陽市・上山市の文化財保護審議委員として県内各地の文化財保護を指導・牽引している。/2.専攻は民俗学で、民俗芸能論・地域伝承文化論など多岐にわたり、全国的に活躍している。広いフィールドでの活動により、人々により伝承されてきた技術や芸能、行事や信仰を学術的に裏付け、民俗芸能を幅広く認知させ、保護・普及に貢献している。」南陽市文化財保護審議会委員もしておられます。祝辞の中で授賞決定までの経緯が語られましたが、ずーっと60歳代の授賞はなかったとのことで、67歳ではまだ若すぎるとの議論があったそうですが、祝賀会の300人近い参列者に見られるように、菊地先生のまわりに自ずと形成された人脈の広さ、深さが授賞へと押し上げたのだと思いました。「自ずと」というところが菊地先生の菊地先生たるところで、人柄の良さです。司会の高橋まゆみさんが孫さんから聞き取った話を披露してくれましたが、「じいがこんなにすごい賞をもらう人だとは知らなかった!」とのことでした。菊地先生、ほんとうにおめでとうございます。


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「大麻以上!」と言われて、どうする!? 青苧  [青苧]

3-IMG_9568_2.jpg1-青苧畑.jpg

思いがけない形で青苧が注目され出した。青苧フェスティバル報告(1)青苧の将来コメント欄にメモっていたのだが、あらためて記事として整理する。


217日、マドモアゼル愛さんが「愛の日記」に「大麻(おおあさ)に秘められたバイアス」を書いた。


マリファナ原料ということで大麻のみが注目される。しかし、管理栽培される大麻より、刈っても苅っても生えてくるイラクサ(青苧)には、大麻に比べて同等あるいはそれ以上の価値がある。にもかかわらず、大麻が最高と思わされることで、青苧等麻一般の価値から人々は遠ざかる。愛さんの議論を追ってみる。


6-青苧.jpg

《
なぜ大麻だけが種を扱い、畑を作り、人間に管理された形で作られたのでしょう。》

《草刈機で何度刈ってもすぐに生えてくるのが、イラクサです。

大麻の特性は本当に素晴らしいのですが、では、他の麻、、例えば、もっとも一般的な苧麻にはそれはないのでしょうか。あるのです。ほとんど変わらないのです。》

《一般の人間と麻との関係に戻して見た場合、実は大麻に苧麻は劣るどころか、匹敵し、それ以上の良質な面を見せることになります。》

それだけが特別な麻、、という考えにバイアスが入っている》

《水、空気、塩、、、、、そして次に麻が来たとしてもおかしくないほど、麻は重要です。》

本当の麻が大麻というよりも、麻であり、植物であったのでしょうが、それをあえて大麻という形にしたら、それは麻の可能性を閉じ込めることに為政者が成功することを意味していたのです。》

《大麻は常に管理されて存在した麻です。本当の麻、亜麻やとくにイラクサはほったらかしで、管理などできない強い生命力があるのです。大麻を取り締まれば、大麻こそ最高の麻、、、と思えば、本当は可能性のある、ほうっておいても勝手に伸びてしまう苧麻を無視することが可能になります。

人々を麻から遠ざけるには、大麻が最高という信仰があると便利なのです。》

麻の歴史はイラクサから始まるのが、日本の麻の歴史です。》

《その製法の過程において、膨大な人の手と思いが入って価値が出てくるのです。物が重要なのではなく、イラクサに思いと手間がかかることで高価になっていく構造を見ると、それが本当に価値あるものだと私は感じます。》


あと、数年もしたら、イラクサはきっと水素エネルギーのホープになっていることでしょう。》


人の偏見の怖さをイラクサは私に教えてくれました。》

水、空気、草、、、、私たちは身近にあるものを大切に利用すれば、きっと素晴らしい時代が到来する、、、その入り口に立っている》


物にはどんな物にも、本当は何の力もないのですから。あくまで意識からしかエネルギーも創造もありません。
ただ、その意識に進むお膳立ての条件付けが、特別なものではなく、ありふれた、自然の中にあるものであるとき、時代は自由で楽しく、発展していくのだと思います。》

 

それから1ヶ月以上たった322日、『お金の秘密』の安西正鷹氏がこの議論に注目していたことを、「人生は冥土までの暇潰し」で知った。以下、安西正鷹さんによる【ポイント・私見】から。

 

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青苧体験 「剥ぎ」と「削ぎ」 [青苧]

青苧体験260820山形新聞.jpg山形新聞 26年8月19日

「古代織の伝統を守る会」を称しながら、私はじめ会員のほとんどに青苧についての現場体験がないことをずっと後ろめたく思っていた。しかしこのたび、県による県産品宣伝の一環として青苧文化についての映像記録を残すことになり、守る会が一役買うことになった。私には願ってもない機会だった。


そもそも当地における青苧への取組みは、平成元年、当時大竹俊博市長の時代、吉野下荻地区が中山間地域振興を図る「山形県農業重点集落むらづくり」の指定を受け、ふるさと創生事業から500万円の助成を得て、かつてこの地で盛んであった青苧生産を復活させようという市の施策として始まった。吉野地区では、当時市議会議長としても信望の厚かった山口五三郎氏を中心に南陽市青苧製品開発推進協議会が結成されて大いに盛り上がり、当時まだ体験者も残る青苧生産復興への試行錯誤が始まった。

 

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